ピロートークはとっても大事、セックス後のフォローの仕方

ピロートークとは、セックス後のアフターケアの一環として、枕を共にして語り合うことです。このピロートークをないがしろにしてしまう男性は多いのですが、実は女性はとても重要視しています。なぜなら、女の子はフィニッシュの後も快感の余韻に浸りたかったり、パートナーの愛を感じたかったりするからです。ピロートークで話すことは様々ですが、できるだけポジティブで前向きなことを話して、雰囲気をつくることが大切。

また、セックスで大人のおもちゃを使いたくても、なかなか切り出す機会がないという男性は少なくないはずです。そんな場合でも、ピロートークをうまく活用すれば、会話を通じてセックストイの使用を提案することができます。さらに、エッチの後のアフターケアを丁寧に行うと、カップルの関係を深めると共に幸福度も高めることができるのです。そこで今回は、ピロートークの効果や具体的な方法について、詳しく解説していきます。

ピロートークとは?

「ピロートーク」とは、セックスの後にベッドで交わす会話のことです。ピロー(枕)を共にしながら語り合うため、ピロートークと呼ばれます。性行為は前戯から始まって本番へ向かい、「後戯(こうぎ)」で締めくくるのが理想的です。その後戯のメインとなるのが、主にセックスの後に精神的な充足感を得るためピロートークで、女性にとっては特に重要なことだと言われています。

女性はカップルの関係で安心感をより強く求める傾向があるようです。そのため、セックスの後に男性がそっぽを向いてスマホをいじったり、そのまま眠ったりすると、女性は不安を感じてしまいます。愛されているような気がしないことや、身体目当てで交際されているように感じてしまうことがあるからです。一方で、セックスの後でも男性が親身になって向き合ってくれると、女性は安心感を得ることができます。

しかし、多くの男性はピロートークのメリットや重要性に気づいていません。ベッドでの会話は、セックスの感想や意見を言いやすい数少ない場面でもあるので、セックスのテクニック向上にも役立ちます。さらに、将来に関する話など、意外と深い話をすることも少なくないのです。ピロートークの活用の仕方で、カップルの関係性が左右されると言っても過言ではありません。

セックス後の愛の深さを確かめる大事なコミュニケーション

ピロートークは、セックスの後でお互いの愛の深さを確かめるための、大切なコミュニケーションの手段です。絶頂を迎えた後の後戯の一環として、セックスの余韻を楽しみながらの会話でお互いを精神的に満たすことで、カップルの愛を育てることができます。ピロートークのもうひとつのメリットは、お互いに飾り気のない話をしやすくなるため、普段より充実した話をしやすいことです。

まだ付き合いが短いカップルは、お互いに自分の良いところを相手に見せようとしがちなので、本心が分かりにくくなることがあります。特に、男性は性的な欲求が高まっているときは、その傾向も強まるはずです。セックス後の落ち着いた状態で話すことで、より自然な会話がしやすくなります。女性の方でも、セックス後は気分が高まっている状態なので、積極的に話をしたいという気になるのです。

詳しくは後ほど改めて解説しますが、女性はピロートークを重要視しているのに対し、男性は一般的にはむしろ避けたがる傾向があるようです。男女のオーガズムの性質の違いが主な原因なので、仕方のないことではありますが、多くの女性はこのことに不満を感じています。それだけに、セックスの後に男性がピロートークをきちんとしてくれると、女性は愛されていることを感じるのです。

このように、セックス後のピロートークには、コミュニケーションを深めてお互いの絆を強める効果があります。どんなカップルでも普段はなかなか話せないことや、エッチの感想や次回への希望などセックスの後だからこそできる、特別な話をできるチャンスです。まさに、言葉という意志疎通の手段を持つ人間ならではの、愛を深める手段と言えるのではないでしょうか。

ないがしろにしている男性も多い?

ピロートークに対する考え方には、男女の違いがとても大きいことが分かっています。端的に言うと、男性はセックスの後の後戯や会話を重要だとは考えていないようです。ピロートークが長くなるとうんざりして、セックスの後はすぐに寝てしまいと思うことも多いのではないでしょうか。こういった男性の思考は、主にオーガズムの性質が影響していると考えられます。

男性のオーガズムは直線的で、絶頂に達した後は急激に性的な興奮が減退していきます。一定の時間はセックスに対する関心が薄れて、身体的な倦怠感が出ることが特徴。これはいわゆる「賢者タイム」と呼ばれるもので、セックスの興奮で大量に放出された「ドーパミン」を抑制するために、「プロラクチン」というホルモンが分泌されることが原因です。そのため、射精後の男性はあまり女性を相手にしたくないと感じます。

エッチの後に気分が回復するまで1時間ほどかかるので、それまでは相手にせずゆっくり寝かせてほしい、というのが男性の本音ではないでしょうか。しかし、前述したようにピロートークは女性にとって非常に重要な時間なので、ないがしろにされると気分が良くありません。女性としてはセックスで気分が高まった後だからこそ、一緒に仲良く話したいと考えるものです。

ピロートークはこうしてほしい!女性の本音

女性にとってピロートークはセックスの延長線上にあり、愛を深めるために必要なものです。女性のオーガズムには基本的に終わりがなく、フィニッシュの後は緩やかに気分が落ち着いていきます。ここが男性と決定的に違う点で、女性はいわばクールダウンのためにピロートークを必要とするのです。つまり、女性にとってセックスはオーガズムでは終わらずに、それからの後戯で緩やかにフェードアウトしていくのが理想だということ。

そのため、ピロートークはお互いに幸せになれるような、安らぎを感じることができるような内容にするのが好ましいでしょう。せっかくエッチで身体の愛を確かめ合った後なので、カップルの関係にポジティブになれる話をするのが効果的。出会った頃の楽しい話や、今も相手をどれほど愛しているのかということ、先ほどのエッチの感想などを伝えると良いでしょう。例えば、「好きだよ」「エッチのときすごく可愛かったよ」と言ってギュッと抱きしめるのは基本です。

ピロートークのときのアフターケアとして、女性の身体をいたわってあげることも大切です。例えば、パートナーの身体や性器をティッシュで綺麗に吹いたり、抱きしめて優しく髪をなでたりするのは、簡単なことですが意外と忘れてしまいがち。そこから女性の好きな飲み物を持ってきてあげて、ピロートークに持ち込めば完璧な男性になれます。ただし、必要以上に媚びたりせずに、あくまで自然な感じでするのがコツです。

ピロートークの有無でセックスの幸福度が変わる?

ピロートークの効果は、単にセックス後のコミュニケーションをサポートするだけではなく、お互いの愛を深め合うことで幸福度も上がることが明らかになっています。Muiseらは、個人や現在進行中のカップルを対象にして、セックス後の後戯(スキンシップやピロートークなど)の長さや質が、関係の満足度にどのような影響を与えるのかについて調査しました。その結果は非常に興味深いものです。

1つ目の335名の個人を対象とした研究では、セックスの後も親密な後戯を行ったカップルは、性的満足度も恋愛関係への満足度も高くなっていました。2つ目の101組のカップルを対象にした研究は、3ヶ月の調査を毎日行うもので、やはり先ほどと同様に性的満足度と恋愛関係への満足度の双方が、丁寧な後戯を続けるごとに向上していったのです。この結果のパターンは男性と女性で一貫しているものです。さらに、男性よりも女性の方が後戯と満足度の関連性が高く、女性の方がより効果が高いことも明らかになりました。

このように、セックス後のスキンシップやピロートークには、カップルの絆を深くして満足度を高める効果があるのです。大きな要因は、親密な愛情表現をしたときに分泌される、「幸せホルモン」とも呼ばれる「オキシトシン」でしょう。オキシトシンはストレスを解消して安らぎを与える効果があり、分泌されることで幸せな気分になれます。ピロートークを取り入れることで女性は性的にも恋愛関係にも満足してくれて、お互いに幸せになることができるのです。

ピロートークの具体的なやり方

ひとくちにピロートークと言っても、様々なやり方があります。単にセックスの後に突然会話を始めるのでは、あまり雰囲気が出ません。それでもすぐに寝てしまうより遥かに良いのですが、せっかく後戯を取り入れるなら効果的に進めたいところ。そこで、次のようなステップを踏みながら進めることで、女の子をうっとりさせるようなピロートークができるようになります。ひとつずつ心を込めて行ってみましょう。

・すぐに服を着ずに身体を触りあう
・お互いを見つめあう
・セックスの感想を素直に伝える
・愛の言葉や感謝の言葉を伝える
・リラックスした会話をする
・ポジティブな二人のこれからの関係の話をする
・相手の好きなところを伝えてあげる
・次のセックスへの願望などを伝える

すぐに服を着ないで身体を触りあう

女性が本当に愛を感じるのは、濃厚な前戯や挿入ではなく、その先の後戯の方が大切です。男性は射精した後はすぐゆっくり休みたい気分になるものですが、そこを我慢して丁寧な後戯を行うのが腕の見せどころ。まずはセックス直後の行動なのですが、このときにすぐ女の子の身体から離れて、服を着てしまうのではムードがありません。しばらくは裸のままお互いの身体を触り合いたいものです。

実は、女性にはセックスの後はしばらくその体勢を維持して、ゆっくりしたがるという傾向があります。その理由は2つあり、1つ目は前述したように女性の快感は長時間続くため、フィニッシュの後も恍惚と余韻に浸りたいからです。2つ目は、射精後にすぐに動いてくと精液が子宮に届きにくくなり、妊娠する可能性が減ってしまうという本能的な理由。そのため、セックス終了後は女性と一緒にゆっくりすべきなのです。

後戯での愛撫は単純で、ぎゅっと抱きしめたり頭を撫でたり、通常のスキンシップに近いものになります。前戯は性的興奮を高めるものでしたが、後戯は精神的な充足を得るために行うという違いに注意が必要です。身体に触れる場合は性感帯ではなく、肩や腕など無難なところを愛撫してあげましょう。手を握ることでも女性は安心感を得ることができます。もちろん、唇や性器以外の身体などにキスをすることも効果的です。

お互いを見つめあう

後戯でスキンシップをするときは、お互いを見つめ合うようにすることも大切です。セックスの直後はぼんやりした気分になって、すぐに何かを話すのが難しいことも少なくありません。ピロートークの目的は会話をするというよりも、お互いの深い気持ちを確かめ合うことです。そんなときは、無理に会話をせずともただ見つめ合うだけで、お互いの気持ちを確かめ合うことができます。

目を見つめ合うというのは、少し恥ずかしい感じがする状況かもしれません。しかし、お互いの目をじっくり見ることができるのは、相手と深い愛情があるからこそできること。そのときの照れくささが心地よくなり、少しずつムードを高めてくれます。「好きだよ」という一言と一緒にキスをすると、それだけで愛されているということが分かるので、幸せいっぱいの気分になれるはずです。

「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、相手の目を見ればどのように考えているのか分かるような気がします。同時に、気持ちを伝えたいという心理も伝わるので、会話への導入をスムーズにできる効果もあるのです。ただし、10秒以上などあまり長時間見つめすぎると不自然になってしまうので、キスや愛撫などを交えながら上手に見つめ合うようにしましょう。

セックスの感想を素直に伝える

先ほどセックスの感想を伝えるというのは、最も基本的なピロートークです。単に「気持ちよかった」「すごく良かった」という漠然な感想よりも、何が良かったのか分かるような言い方がおすすめ。例えば、「キスがエロくて燃えた」「フェラがヤバすぎてイキそうになったよ」など、少し大げさでも良いので言ってみましょう。そうすることで、セックスに関する他のことにも話題を広げることができます。

ただし、「気持ちよくなかったよ」「フェラチオが下手だったよ」のような、相手を傷つけるネガティブなことを言うのは止めてください。言葉は選び方や伝え方が大切で、同じような意図であったとしても言い方次第で印象が全く変わります。例えば、「次は別の体位でもやってみない?」「裏スジも責めてほしいな」のように、次回へ繋がるような言い方を考えてみましょう。

自分からはあまり言い出すことが見つからない場合は、「すごく楽しかったよ」と言ってから「君はどうだった?」と聞いてみましょう。彼女から何か意見や感想を聞くことができると、次回はもっと気持ちのいいセックスに繋げることができるかもしれませんし、相手がどんなプレイを好むのか分かるかもしれません。お互いに感想を伝え合うことで、新たな発見があるはずです。

愛の言葉や感謝の言葉を伝える

大切な人から愛の言葉を伝えられて、嬉しくない人はいないでしょう。しかし、「好きだよ」や「愛してる」など愛情を示す言葉は、人によっては恥ずかしくて普段は言いにくいことがあるかもしれません。セックスの後のピロートークなら、勢いで伝えやすくなることがあります。一緒に過ごせることで感じることができる幸せを、しっかり言葉に出して表現してみましょう。

また、男性は恋愛関係において「感謝」の気持ちを伝えるのが、女性よりも苦手なことがあります。照れくさかったりプライドが邪魔したりして、逆に強がってしまうこともあるはずです。愛の言葉と同じように、感謝の言葉もピロートークのときなら伝えやすくなります。恋人に感謝されると誰でも嬉しいものです。セックス後の貴重な時間を有効活用して、ぜひ心のこもった言葉をかけてあげましょう。

感謝を伝える対象は、日常のことでもセックスのことでも構いません。例えば、「いつもありがとう」と広い範囲の感謝を伝えても、「フェラ気持ちよかったよ、ありがとう」と先ほどのエッチで良かったことなど、いろいろなことがあります。愛情の言葉でも感謝の気持ちでも、表現するときにギュッと抱きしめてあげるとさらに効果的です。抱きしめる強さはそのときの雰囲気で決めても良いでしょう。あまり軽すぎたり痛いほど強すぎたりしなければ、抱擁は何よりも幸せと安心を感じられる行動になります。

リラックスした会話をする

付き合いが長くてお互いに慣れているカップルでも、セックスをするときは少し緊張してしまうことがあります。フィニッシュを迎えてリラックスできる状態になったピロートークのときこそ、リラックスした会話をするようにしてみましょう。話の内容は日常のたわいないことや仕事のこと、趣味や好きなことなどで構いません。ただし、あくまで会話によってリラックスすることが目的なので、シリアスなことやネガティブな内容は避けましょう。

また、声の調子もリラックスしたような感じで、少し低めの声でゆっくり話してみるのがおすすめ。早口や高い声で話すと、リラックスできるというよりは活発な感じになるので、あまり相応しくありません。女性は落ち着いた低い声で話す男性を見ると、ドキドキしてしまうものです。自然な感じで話せるピロートークだからこそ相手の新たな一面や魅力に気づけるので、少しアピールしてみましょう。

リラックスした話をするときは、手をつなぎながら話してみるとさらに効果的です。好きな人と身体が繋がっていると、幸せや安らぎを感じることができます。身体を繋げる方法は性行為や方法だけではなく、単に手を握るだけでも、同じような効果を得ることができるのです。もちろん、話の途中でキスやハグを交えても構いません。話の内容やスキンシップを工夫して、リラックスできる雰囲気をつくってみましょう。

ポジティブな二人のこれからの関係の話をする

ピロートークはできればポジティブな内容で、お互いに幸せを感じられるようにしたいものです。セックスの感想や感謝などを伝え合ったり、リラックスした雰囲気を味わったりした後は、カップルのこれからの関係についての話をしてみるのも良いでしょう。内容としては様々なものが考えられますが、とにかく二人の関係がこれからも続くことが分かるもの、もしくは長く付き合いたいという気持ちが相手に伝わるようなものです。

例えば、今度もまた一緒に過ごしてエッチしようという話をしたり、週末にどこかへ遊びに出かける話をしたりするなどです。こういう話題をピロートークで出すと、関係を続けようと考えていることが伝わるので、女性を安心させることができます。女性が話をしたがるタイミングだからこそ、彼女の意見も積極的に聞き出すことができるでしょう。つまり、ピロータイムはお互いに将来のことを考えるチャンスになるのです。

二人の将来の話をするといっても、あまり重くなるような話は避ける方が無難です。カップルの関係が相当に長くて深い話ができるなら問題ないかもしれませんが、それでも婚約の話をするのは避けましょう。そういった本当に真剣な話は、きちんと別の機会を設けてから行うべきです。一方で、「一緒に住んでみない?」と同棲を切り出すくらいのシリアス度なら、ピロートークの方がむしろ効果的かもしれません。

相手の好きなところを伝えてあげる

愛し合うカップルでも、なぜ相手と付き合おうと思ったのか、どういうところが好きなのかということについて、パートナーに伝えることはほとんど無いのではないでしょうか。告白したときや付き合い始めのときは言ったことがあるかもしれませんが、付き合いが長くなると意外と伝えにくくなるものです。関係が成熟するにつれて、少しずつ新鮮さがなくなっていくからかもしれません。

そんなときこそピロートークの時間を活用して、パートナーの好きなところを伝えてみましょう。恥ずかしかったり、そもそも言う必要がないと感じたりして言わなかったことを、あえて口に出してみるのです。「優しいところが好き」「頑張り屋さんなところが好き」など、できるだけ具体的に表現するのがコツ。もちろん、性格だけではなく身体で好きなところを言うのも効果的です。

例えば、「おっぱいの感触が好き」「長くて綺麗な髪が好き」など、女性が特に喜びそうなことを言ってみると良いでしょう。まだ服を着ていない状態なら、好きなところを少し愛撫しながら言ってみるとラブラブ感が高まります。恋愛関係やセックスがマンネリ化しているカップルが、お互いの好きなところを伝え合うようにすると、新鮮な感じを取り戻すことができるので特に有効かもしれません。

次の願望などを伝える

ピロートークはセックスの後に行うものなので、感想を伝え合った後は次回への願望なども伝えてみましょう。エッチに関することは日常生活ではなかなか話づらかったり、その機会がなかったりします。せっかくピロートークをするなら、先ほどのセックスの記憶が新しいうちに、次回について話しておきましょう。そうすることで、先のことをきちんと考えているという好印象を、パートナーに与えることができます。

例えば、「次はこんなプレイをやってみたい」「裏スジを激しく責めてほしいな」と伝えたり、「君はどう?」「どんなことしてみたい?」と相手の要望を聞いてみたりするのです。女性は男性に何かを頼まれるのが好きなので、セックスの要望を出してみると意外と喜びます。ただし、自分の希望ばかりを伝えるのではなく、パートナーの話も聞くようにすることが大切です。

ピロートークでエッチについて話すときは、普段はなかなかお願いできないような、ハードなプレイについても切り出せるかもしれません。詳細は後ほど改めてご紹介しますが、次回への願望を伝える話の中で、さりげなくセックストイを提案することもできます。これからのプレイの幅を広げてテクニックを磨くためにも、ピロートークではぜひとも次のエッチについて語り合ってみましょう。

ピロートークで注意すること

ピロートークで大切なのは、セックス後のリラックスした雰囲気の中で、お互いの愛を深め合えるようなポジティブな話をすることです。特に、日頃の感謝の気持ちや愛情表現は、このタイミングだからこそ伝えられることなので、ぜひとも有効活用したいところ。そのため、次のような行為には注意が必要です。

・体型やコンプレックスの話をする
・長時間のピロートークを求める
・過去のパートナーと比べる

上記のいずれかの行動を取ると、せっかく穏やかな雰囲気で盛り上がっていたピロートークが、一気に崩れてしまうことがあります。ピロートークでパートナーとの関係を深めるために、これらの話題はぜひとも避けるようにして、先ほどご紹介したような前向きなものを取り入れるようにしましょう。

体型の話やコンプレックスの話

これはピロートークに限らない話ですが、女性の体型に口出しするのは止めましょう。女性は男性よりも遥かに体型を気にしていて、コンプレックスがあることも少なくありません。もちろん「綺麗だね」「スタイル良いよね」と褒めるのは構いませんが、「お腹出てきたね」「ちょっと太った?」みたいにネガティブなことは言わないでください。「着痩せするタイプだよね」のような遠回しの嫌みに聞こえるような言葉は、何気なく言ってしまいがちなので注意が必要です。

男性の方でも女性に「筋肉すごいね」と言われたら嬉しいものですが、「贅肉ヤバいよね」「ガリガリだね」などと言われたら不快に感じるのではないでしょうか。何か相手の体型で気になることがあるなら、もっと遠回しな言い方で改善を誘うようにしましょう。例えば、「今度一緒にジム行かない?」「健康のために一緒にランニングしようよ」という感じで、カップルで健康志向を目指す方向へ持っていくと嫌みがありません。

このように相手の体型に関する話をするのはもちろんですが、自分を卑下するようなことも避けるべきです。「ちょっと下腹でてきたかな?」と言って相手にお腹を触らせるような、笑いを取れるようなものなら構いません。しかし、「どれだけ頑張っても痩せられなくてつらいんだ」「ペニスが小さくて悩んでる」のような、コンプレックスに関する話はピロートークには相応しくないでしょう。

長時間のピロートークを求める

冒頭でもお話ししたように、セックス後のリラックスした時間帯は女性にとって非常に大切なので、多くの女性はピロートークを求めます。しかし、何事でも限度はあるのであまり長すぎる後戯は好ましくありません。エッチの後は女の子も疲れているので、ピロートークの平均は10分前後、長くても30分くらいにしておく方が良いでしょう。30分を超えると女の子の方が先に寝てしまうかもしれません。

ピロートークの目的は話をすること自体ではなく、セックス後の穏やかな時間を活用して、普段はあまりしないような話をしてカップルの愛を深めることです。話が長くなりすぎると女性がうんざりして、逆に気分が下がってしまうこともあります。つまり、頑張って話をしても関係が改善しなければ、ピロートークを取り入れてもあまり意味がないのです。そのため、10分ぐらいの長さを目的にして、適度なところで切り上げてしまいましょう。

話が長くなりそうだったら途中でベッドから離れて、一緒にシャワーを浴びるのもおすすめです。シャワーでお互いの身体を洗い合うと、それがまた新たなスキンシップになりますし、そのときに先ほどの話を続けることもできます。いずれにせよ、ピロートークでは話が長引きそうなシリアスな内容は避けるようにして、できるだけカジュアルでリラックスできる話題を選ぶようにしましょう。

過去のパートナーと比べる

ピロートークのときだけではなく、今付き合っている彼女の前で過去のパートナーの話をするのはNGです。もちろん、彼女の方から聞いてきた場合は答える必要がありますが、自分からは話さないようにしましょう。ピロートークで過去のパートナーの話を出すと、他のタイミングよりも一気にテンションが下がって、彼女に嫌われてしまうこともあるので注意が必要です。

後戯の時間帯で女性は快感の余韻と幸せな気分に浸っていて、彼女が聞きたいのはお互いに関することだけです。そこで昔の彼女の話を持ち出されると、雰囲気が壊れて気分が台無しになってしまいます。特に、「前の彼女の方が締まりが良かった」「元カノはもっとフェラが上手かった」などとセックスについて比べてはいけません。男性の方も「前の彼氏のペニスの方が良かった」と言われると、非常に不愉快になるはずです。

今の彼女をけなすのではなく、「前の彼女よりフェラ上手いね」と良い方向で比べるのもダメです。そもそも昔の恋人の話題を出してはいけません。自分のことではなく、相手の元彼の話題を出すのも避けてください。例えば、「前の彼氏と俺とどっちがエッチうまい?」「俺の方が気持ちよかった?」などと自分と元彼を比較する質問は、女性が不愉快になるだけです。カップルが見つめるべきなのは現在と未来なので、過去の恋人の話は持ち出さないようにしましょう。

ピロートークでさらに明るいセックスを!

フィニッシュしてからの後戯やピロートークは、カップルの関係やセックスを盛り上げるために欠かせません。セックス後の穏やかな空気とリラックスした気分の中で、お互いに素直な気持ちで話をすることで、カップルの絆を育めるのです。しかも、丁寧な後戯を行うことによって、カップルの性的満足度も恋愛関係への満足度も高まります。つまり、ピロートークで明るいセックスができるようになるだけではなく、幸福度も高まるということ。

ピロートークの効果をさらに高めるためには、ちょっとしたテクニックも活用するようにしましょう。例えば、明かりを薄暗くしてセックスしている場合は、ピロートークもその状態のまま行うのがおすすめです。いきなり部屋を明るくすると、それまでの雰囲気とは変わってしまうので、ピロートークの盛り上がりに欠けてしまうかもしれません。明かりは消さずにエッチするというカップルも、後戯のときは少し部屋を暗くするとさらにリラックスできます。

また、ピロートークのときはできるだけ心を閉ざさずに、オープンな自分を見せてあげるようにしましょう。せっかく後戯を行うなら、リラックスして話すようにする方が、パートナーも心を開きやすくなります。そのために、低めの声でゆっくり話すようにしてみることも大切です。セックス後はお互いに疲れているので、大声でガヤガヤと話すよりも男性らしい落ち着いた口調の方が、女の子もときめきやすくなります。

会話だけではなくスキンシップも上手に取り入れると、オキシトシンの分泌で幸福度がさらに高まります。セックスは様々な動物が当然のようにしますが、後戯を行うのは人間だけです。人間とよく似た行動を取ることや、高度な社会性を持つことで有名な類人猿「ボノボ」でも、セックスの後に後戯を行う習慣は確認されていません。つまり、セックスの後のスキンシップは人間独自のものなので、ぜひともセックス後のアフターケアやピロートークを丁寧に行うべきです。

願望と一緒に玩具の提案なんかもGOOD!

ピロートークでセックスについての感想や要望を伝えるときに、大人のおもちゃの提案を出してみるのも有効です。セックストイには様々な種類があり、上手く使うことでエッチの快感を飛躍的に高めることができます。セックスで盛り上がった後のピロートークだからこそ、「大人のおもちゃ使ってみたいな」「今度ローター使ってみない?」という感じで、女の子をおもちゃエッチに誘ってみましょう。

大人のおもちゃに抵抗がある女性がまだ多い一方で、近年ではオナニーでグッズを使う女性も増えています。しかし、エッチで男性に使ってほしくても、恥ずかしくてなかなか言い出せないということも少なくないようです。そんなときに男性の方からグッズの使用を提案されると、女性は意外と喜んでくれるかもしれません。すでにグッズを使っているカップルでも、さらに高度なおもちゃへアップグレードするチャンスです。

例えば、現在ローターを使用している場合は、「バイブ使ってみるともっと気持ちよくなれるよ」という感じで、自然に切り出してみましょう。すでに大人のおもちゃには慣れているはずなので、すんなり了解してくれるはずです。さらに、コスプレセックスやSMプレイなど、やりたいプレイがあれば伝えてみましょう。ただし、自分の希望ばかりではなく「君はどんなプレイをやってみたい?」と聞くようにすることも大切です。

まとめ

今回は、ピロートークの効果や具体的な方法について、詳しく解説しました。ピロートークはセックスの後戯の一環として、スキンシップと合わせて行うアフターケアです。男性とは後戯を重要視しないことが多いですが、女性にとっては愛を深めるためにとても大切なこと。後戯を丁寧に行うようにすると、カップルの絆をより強くして幸福度を高めることができます。

女性にとって理想のピロートークは、エッチの快感の余韻と安心感を得られるようなものです。つまり、日毎の感謝や愛の言葉を伝えることや、カップルの将来に対して前向きになれるような、ポジティブな内容が好ましいということ。いきなり話し始めるのではなく、お互いの身体を触り合ったり見つめ合ったりしながら、少しずつ会話へ移行していきましょう。

せっかくのピロートークの時間だからこそ、普段はなかなか話しづらいことも切り出しやすくなります。ただし、相手の体型や過去のパートナーの話や、ネガティブな話題は避けるようにすることが大切。相手の好きなところを伝えたり、次のセックスへの希望も伝えたりするなど、前向きな話題を意識してください。新しいプレイや大人のおもちゃの提案もできます。セックス後のピロートークで、カップルの関係をさらに深めていきましょう。