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Men's Sex Navi > 男の問題 > 【コンドームの使い方】意外と知らない10の注意点を紹介します

【コンドームの使い方】意外と知らない10の注意点を紹介します

  • 公開日:2020/11/17

コンドームはセックスに欠かせないグッズです。コンドームの装着は男の義務。しかし、そもそもなぜ着ける必要があるのでしょうか。それは、パートナーの望まない妊娠や危険な性感染症を避けて、お互いのことを守るためです。カップルの信頼関係を守るためにも繋がります。ただ、コンドームは単につければ良いというわけではありません。いい加減に使うと避妊具としての意味を成さなくなってしまいます。

「射精の前に付ければ妊娠することはない」なんて思っていませんか?裏表を間違って装着したコンドームをつけ直したり、精液だまりの空気を抜かずに使ったりしていないでしょうか。いずれも危険な考え方や使い方ですが、意外と見落としがちなことです。パートナーとの愛を深めるためには、正確な知識を身につけることが必要です。そこで今回は、コンドームの正しい装着方法や使い方、注意点などについて徹底解説します。

Content

  • コンドームを装着する目的は?
    • 望まない妊娠を避けるため
    • 性感染症を予防するため
    • パートナーとの信頼関係を守るため
  • コンドームは正しく使用しないと意味がない
  • コンドーム使用の注意点×10選
    • 1.裏表を確認する
    • 2.挿入する前に装着する
    • 3.精液だまりの空気を抜いて装着する
    • 4.使用したコンドームは再利用してはいけない
    • 5.自分のサイズに合ったコンドームを使用すること
    • 6.爪などで傷付けないように注意する
    • 7.重ねて装着してはいけない
    • 8.使用期限を守って使用すること
    • 9.ラテックスとオイル系ローションは併用してはいけない
    • 10.ゴムアレルギーの人はラテックスを避ける
  • まとめ

コンドームを装着する目的は?

多くの男性は、「コンドームを着けるのなんてめんどくさい……」「別につけなくても外出しすればいいんじゃない?」と思ったことがあるでしょう。確かに、エッチのときにいつもゴムをつけるのは面倒ですし、生で挿入する方が女の子の身体を感じることができるので気持ちいいものです。しかし、そういった浅はかな考えでセックスをしていると、相手はもちろん自分のことまで傷つけてしまう可能性があります。そもそも、コンドームは次のような目的で装着するものです。

・望まない妊娠を避けるため
・性感染症を予防するため
・パートナーとの信頼関係を守るため

いずれもお互いのためにとても大切なことですよね。女性にとって妊娠は人生を変える極めて重大な出来事です。望まない妊娠はお互いにとって大きな負担になります。性感染症については詳しく知らなくても、何だか恐ろしいものだというイメージはあるはず。コンドームには、こういったリスクを限りなくゼロにしてくれる効果があるのです。正しい使い方について学んでいく前に、まずはコンドームを装着する理由を掘り下げていきましょう。

望まない妊娠を避けるため

コンドームはそもそも避妊具、つまり妊娠を避けるためのアイテムです。望まない妊娠はパートナーの人生を変えてしまいます。まだ結婚や婚姻をしていないのなら、そもそも子供をつくるなど論外ではないでしょうか。もちろん道徳的な問題もありますが、それよりもお互いにとって大きな負担になってしまいます。子供ができたからといって結婚しても、生活がうまくいくとは限らず将来的な不安がいっぱいです。

また、妊娠中絶をするのは女性にとって身体的に大きなリスクがあり、中絶の方法によってはもう妊娠できなくなってしまうこともあります。自分の体内に宿った生命を奪うのは、女性にとってはこの上ない精神的苦痛です。そもそも文化や宗教によっては、中絶をすること自体ができないこともあるでしょう。女性を妊娠させるということは、それくらい重大な結果と責任が伴うことなのです。男性側の浅はかな行動によって、女性を苦しめてしまうことがないようにしましょう。

こういったリスクを防ぐために、コンドームを装着すべきなのです。コンドームはペニス全体をカバーするように包み込んで、膣と触れることがないようにしてくれます。先端には精液だまりと呼ばれる部分があり、射精するとここに精液がたまって膣内に出ることがありません。妊娠は男性の精子と女性の卵子が出会うことによって起きるので、最初から精子が膣内に入らなければ妊娠しないのです。いわば、ペニスと膣をシャットアウトしてくれるもの、と考えれば分かりやすいでしょう。

しかし、コンドームを装着したのに妊娠してしまった……ということがあります。その原因のほぼすべてがコンドームの誤った使い方です。詳しくは後ほど解説しますが、一回挿入してからコンドームをつけることや、裏表を間違って付けたコンドームを再使用することなどは、よくやってしまいがちなので要注意。精液は射精前からすでに出始めていて、こうした間違った手順で膣内に精子が付着してしまうのです。正しく使うことができれば、コンドームでほぼ確実に避妊することができますよ。

性感染症を予防するため

コンドームのもうひとつの重大な役割は、性感染症(STD)のリスクをできるだけ低い状態にすることです。性感染症については学生時代に学習することなので、詳しいことは知らなくても何となくイメージをつかめるはず。性感染症とは主にセックスでうつる感染症のことで、通常の性行為やアナルセックス、オーラルセックスなどで感染します。性感染症には実に様々なものがありますが、代表的なものは次のとおりです。(1)

・梅毒
・クラミジア
・淋病
・マイコプラズマ
・カンジダ症
・B型肝炎ウイルス
・ヘルペスウイルス
・HPV(ヒトパピローマウイルス)
・HIV(ヒト免疫不全ウイルス、エイズ)

少なくともどれかひとつは聞いたことがあるでしょう。上記のウイルスはいずれも性行為によって感染する可能性があるものです。ただ、すべての感染症に自覚症状があるわけではなく、長期間無症状のまま進行することも少なくありません。そのため、相手の女性が無自覚のまま病気を持っていることがあり、生でのセックスによって移されてしまうことがあるのです。もちろん自分が病気を持っていて、相手に移してしまうこともあるでしょう。こういった性感染症に罹ると、もはやセックスどころではありません。

性感染症には適切な治療によって完治するものもありますが、ヘルベスやHIV、HPVなどは不治の感染症です。つまり、性感染症に一度でも罹ってしまったら、一生その病気と付き合わなければならないのです。しかも、場合によっては性器が使い物にならなくなることがありますし、エイズ(AIDS)のように命の危険がある疾患にかかることもあります。世間的に見て性感染症にかかるのは恥ずかしいことですし、病気を持っている人とセックスしたい女性はまずいません。

セックスには常にそういったリスクがあるため、軽はずみに行ってはならないのです。コンドームを装着することで、こういった恐ろしいリスクをかなり減らすことができます。ただし、コンドームさえ装着すれば必ずしも性感染症を予防できる、というわけでは決してありません。前述したように、性感染症はオーラルセックス、つまりフェラチオやクンニリングスといった行為でも感染することがあるからです。

近年では前戯として行われることが増えているオーラルセックスですが、こういったオーラルセックスによる性感染症が急増しています。感染場所は性器ではなく喉ですが、口の中に口内炎や傷がある場合はエイズになる可能性もゼロではないので要注意。お互いのリスクを可能な限り低くするためには、挿入時にコンドームを装着するのはもちろん、フェラ(フェラチオ)をしてもらうときもゴムを付ける方が良いでしょう。自分が前戯をするときはクンニ(クンニリングス)はせず、手マン(手でおまんこをいじるテク)を行うようにすれば安心です。

パートナーとの信頼関係を守るため

コンドームを装着すべき最後の理由は、パートナーとの信頼関係を守るためです。セックスのときにコンドームを装着するのは男の義務であり、これを疎かにするのは言語道断。もちろん、お互いに子づくりへの合意ができていて、性感染症にかかっていないことが確実なのであれば、コンドームなしでセックスしても全く構わないでしょう。しかし、多くの場合はそうではありません。ほとんどの女性は、男性にゴムをつけてほしいと望んでいます。

それにも関わらず男性がコンドームを装着しないのなら、女性の信頼が芽生えるはずもありません。自分のことを大切にしてくれない人と、誰がお付き合いをしたいと思うのでしょうか。また、それまではセックスなしで真面目に交際を続けていたとしても、いざセックスのときになってコンドームを使ってくれなかったら、女性の愛情も一気に冷めてしまうかもしれません。妊娠や性感染症のリスクを押しつけてまで、エッチを迫ってくる自分勝手な男性とは距離を置きたいと思うはずです。

女性に頼まれてもコンドームをつけないのは言語道断ですが、頼まれなければつけないというのも問題です。それとは逆に、女性側が何も言わなくても男性の方からささっとコンドームを装着すれば、「私のことをちゃんと考えてくれてる」と女性からの印象が良くなります。生のセックスで中出ししたいというのは男性の本能ですが、それをコントロールできてこそ男というもの。コンドームには避妊具や性感染症を避けるグッズですが、カップルの精神的なつながりを守ってくれるバリアでもあるのです。

コンドームは正しく使用しないと意味がない

コンドームをつける気になってもらえたでしょうか。それなら後は本番で装着するだけですが、コンドームは正しく使わないと意味がありません。Trussellの報告によれば、コンドームを正確に使用した場合の避妊率は98%ですが、一般的な確率では82%にとどまっています。明らかに間違った使い方をすれば、さらに大幅な低下が予想されるでしょう。多くの人はコンドームを正しく使えていないため、避妊率が下がってしまうのです。

「最初はナマで挿入して、射精前のギリギリで着ければいいや」
「いちいち捨てるのはもったいないから、洗って再利用しよう」
「裏表を間違って付けちゃったけど、やり直せば問題ないよね」

こんなことを考えていませんか?すべて間違っているので注意が必要です。詳細は後述しますが、パートナーが妊娠する確率は確実に高まります。しかも、ナマでペニスを挿入すると性感染症に感染する、もしくは感染させるリスクが急激に高くなることも問題です。コンドームを装着するとほぼ確実に避妊することができ、さらにHIVやB型肝炎ウイルスなどの性感染症にかかるリスクを90%以上も低下させることができます。

コンドームを装着することは、自身とパートナーを守るための義務です。お互いに愛し合っているなら、お互いを守るためにきちんとコンドームを使いましょう。しかしながら、コンドームを使用する意思があって挿入前からきちんと装着していたとしても、手順のどこかに誤りがあるとリスクは上がってしまいます。例えば、サイズの合わないコンドームを付けてしまうことや、精液だまりの空気を抜き忘れによって破れてしまうなど。こういったトラブルを防ぐためにも、コンドームを正しく使えるようにしたいですね。

コンドーム使用の注意点×10選

せっかくコンドームを使用するなら、失敗することがないように正しく使いたいですよね。コンドームは普通に使えばほぼ確実に避妊できますし、性感染症のリスクも大幅に抑えることができます。しかし、その「普通に使う」というのが案外難しいのです。コンドームの装着時は、次の10点に注意するようにしてください。

・裏表を確認して間違えないようにする
・挿入する前に装着することを心掛ける
・精液だまりの空気を抜いてから装着する
・使用済みコンドームを絶対に再利用しない
・ペニスのサイズに合ったコンドームを選ぶ
・コンドームを傷付けないように優しく扱う
・重ねて装着すると破れる恐れがあるため要注意
・使用期限を守って使用して古いものは破棄する
・ラテックスコンドームとオイル系ローションを併用しない
・ゴムアレルギーの人はラテックス系のコンドームを避ける

誰でも一度は間違ったことがあるようなポイントばかりです。これまで上記のような点でミスしても問題がなかった人は、単に運が良かっただけでしょう。同じことを繰り返しているといつか大変なことになりますよ。エッチの経験があまりない人は、だからこそ今から注意してトラブルを未然に防ぐべきです。上記10個の注意点をひとつずつ慎重に確認していきましょう。

1.裏表を確認する

コンドームには表側と裏側があります。向きを間違えるとペニスの根本まで下ろせません。コンドームは根本部分のリングに巻かれるような状態になっていて、亀頭部分にかぶせて手をペニスの根本へ滑らせるようにすると、自動的にコンドームがペニス全体を包むようになっています。しかし、コンドームの裏表を間違えるとリングの向きも逆になるので、コンドームを下ろすことができません。無理に引き下ろそうとすると破れてしまうことも。

もしコンドームを根本まで下ろせないなら、向きが間違っているということなので、そのコンドームは必ず破棄してください。後ほど改めて解説しますが、亀頭に触れた時点でコンドームは精子がついている可能性が高いからです。もったいないと感じるかもしれませんが、一度ペニスに触れたコンドームは絶対に再利用しないでください。では、どうやって裏表を見分ければ良いのでしょうか。

コンドームの一番手前の面がリングの底に来ていれば、それが正しい方向だということです。しかし、実際にはゴムが何層にも重なった状態になっているため、目視で見分けるのは困難。そのため、基本的にはコンドームの包装紙に、「裏側」もしくは「男性側」という記載がされているのを確認します。そういった表示がある方を自分のお腹側に向けて装着すれば、コンドームの方向を間違うことはありません。ただ、エッチに夢中になっていると、つい確認し忘れてしまうことがあるので注意してください。

2.挿入する前に装着する

ペニスを膣内に挿入する前に、必ずコンドームを挿入してください。一度入れた後にゴムをつけても、もう手遅れかもしれませんよ。なぜなら精液は射精する前でも出ているからです。オナニーやセックスの愛撫のときなどに気持ちよくなってくると、何だかペニスが濡れてくることがあるでしょう。一般的に「ガマン汁」と呼ばれていますが、その正体は「尿道球腺液(カウパー氏腺液)」です。

このガマン汁は、弱酸性の尿道や膣内を精子にとって都合のよい弱アルカリ性に変える、つまり精子を保護するための液体です。ガマン汁自体には生殖能力は全くないのですが、実はガマン汁には精子が混ざることが少なくありません。尿道と精管(精液の通り道)は繋がっているため、射精する前であっても精子が混ざり込んでしまうのです。そのため、勃起したペニスを膣内に挿入すると、射精しなくても精子が膣内に入ってしまうということ。

膣外射精(外出し)や再装着したコンドームで女性が妊娠する可能性があるのも、全てガマン汁に混じった精子が原因です。また、性感染症の観点から見ると、生のペニスを膣内に入れた時点でリスクがあります。これらの点から、コンドームは最初に挿入する前に、必ず装着しておくことが望ましいのです。生で入れたいという本能や早く突っ込みたいという興奮を抑えて、まずは着実にコンドームを装着することから始めましょう。

3.精液だまりの空気を抜いて装着する

コンドームを装着するときは、必ず「精液だまり」の空気を抜いてください。エッチの経験が長い人でも、意外と見落としがちなところなので注意が必要です。精液だまりはコンドームの先端にある、ぷくっと膨れている部分のこと。ここに空気が入ったままペニスを装着するのは、膨れた風船を押しつぶすのと同じことです。そんなことをすると、圧力でパンと裂けてしまいますよね。膣内での摩擦によっても圧迫されるので、破れてしまうことがあります。

挿入して破れたことに気付くことができれば、すぐにペニスを抜いて新しいコンドームをつけ直せば、リスクは低く抑えることができます。しかし、実際にはお互いに興奮していて膣内も密閉されているので、破れたことに気付かずピストン運動を続けるでしょう。最後に射精してペニスを抜いたら、あらビックリ、精液が全部漏れていた……なんてことになりかねません。大変なことになってしまうこともあるので、空気抜きを忘れるのは危険です。

コンドーム装着時は、この空気抜きを必ず行ってください。ただし、精液だまりの空気抜きは装着後に行ってもあまり意味がないので、まず空気を抜いた状態にして装着しましょう。やり方は簡単で、精液だまりの部分を指の腹でつまむだけ。このとき、絶対に爪で押したり引っ掻いたりしないでください。コンドームが傷ついて、やはり挿入後に破れてしまう恐れがあります。精液だまりを指で優しくつまんでから付けましょう。

4.使用したコンドームは再利用してはいけない

使用済みのコンドームを再利用してはいけません。たとえ射精していなくても、一度ペニスに触れたものは捨ててください。薄くて高品質なコンドームは価格もそれなりにするので、エッチのたびに新しいのを使うのはもったいないような気がするかもしれません。オナホールのように綺麗に洗浄すれば、何度でも使えるような気がするでしょう。しかし、そうやってケチケチしていると、後で遥かに高い代償を払うことになるかもしれませんよ。

コンドームは使用するとかなり劣化するので、そもそも再使用に耐えるようなものではありません。ゴム風船を何度も膨らましたり空気を抜いたりしていると、次第にゴムが劣化して破れやすくなります。コンドームは風船などよりずっと薄く、厚さは約0.02~0.03ミリしかありません。そのため、一度使っただけでもヨレヨレになったり伸びたりして、きちんと装着するのも困難になるでしょう。わずかなお金をケチるのではなく、自身とパートナーの安全のために、コンドームは必ず使い捨てるようにしてください。

5.自分のサイズに合ったコンドームを使用すること

コンドームを選ぶときは、自分のペニスのサイズに合うものを選ぶようにしてください。大きすぎても小さすぎても正しく装着できず、安全なセックスを行うことができないので注意が必要です。コンドームのサイズが大きすぎると、ぶかぶかしてペニスに密着しないので、膣内でズレて外れたり精液が漏れ出たりします。逆に小さすぎるとコンドームがカツカツに引っ張られた状態になり、いつ破れてしまってもおかしくありません。

コンドームを選ぶときに最も重要な要素は太さです。もちろん、薄さや素材も使用感に影響するポイントですが、リスクを減らすためにはペニスに合うかどうかも大切になります。亀頭が大きい人はかなり選びにくいかもしれませんね。亀頭に合わせると竿部分が緩くなり、そうかといって竿に合わせると亀頭がキツすぎるからです。この場合は、亀頭部分が大きくなっているタイプのコンドームを選ぶと良いでしょう。

ペニスが細長い人もコンドームのサイズ選びに注意が必要です。大きなサイズを選ぶと太さが余って緩くなり、かといって小さなサイズにすると長さが足りなくなります。太さだけではなく長さが足りないのも問題あり。なぜなら、長さが足りないゴムをつけると、ピストン運動時にコンドームの根本まで膣内に入ってしまい、膣内でズレてしまうことがあるからです。太さは普通でロングサイズのコンドームを選べば、おおむね解決できるでしょう。

コンビニや薬局などで買おうとすると、人目が気になって満足に選べないことがあるかもしれません。そんなときはネットでコンドームを買うようにすると、焦る必要がないのでより適切なものを選べますよ。ネットなら店頭より遥かに品揃えも良いので、大きなサイズの人でも安心。クチコミを見て使用感をイメージすることもできます。ただ、コンドームを選ぶときに見栄を張ると合わなくなってしまうので、あくまで自身のペニスに適切なサイズのものを選択することが大切です。

6.爪などで傷付けないように注意する

コンドームを爪などの固いもので傷つけないようにしてください。傷が付いたコンドームを挿入すると、破れてしまうことがあるので危険です。ただ、単に装着時に丁寧に扱えばいい、というわけではありません。注意すべきポイントは「コンドームを取り出すとき」「精液だまりの空気を抜くとき」「装着するとき」「取り外すとき」の4つのタイミングです。それぞれの要点について見ていきましょう。

まず、コンドームを包装から取り出すときが大切です。適当に開けると勢いで傷がつくことがあります。開ける前にコンドームを片方の端に寄せて、十分なスペースができてから袋を開けましょう。このとき、中途半端に開けた状態にせず、切り口を完全に切り離すことが大切です。反対側が宙ぶらりんの状態で出すと、切り口でコンドームを痛めることがあります。取り出すときも指の腹で優しく取り出しましょう。

精液だまりの空気を抜くのは前述したとおりで、指の腹で優しくつまむようにします。装着時にうまく付けられないからといって、乱暴に扱うと破れます。根本まで下ろせないなら向きが反対になっているので、新しいコンドームで装着し直してください。フィニッシュして射精後にペニスを抜くとき・コンドームを取り外すときも、乱雑に扱うと破れて精液が漏れます。いずれのタイミングでも女の子のおまんこに触れるときのように、コンドームも優しく扱うようにしましょう。

7.重ねて装着してはいけない

望まない妊娠や性感染症は怖いので、リスクは限りなくゼロに近づけておきたいですよね。そのために、コンドームを二重に装着すれば、さらに効果が高まって完璧になるような気がするかもしれません。しかし、これは絶対にやってはいけないことなので注意してください。なぜなら、コンドームは重ねて装着することで摩擦が生じて、破れやすくなってしまうからです。リスクを低くしようと思ったのに、逆にリスクが大幅に高まってしまうことになりかねません。

コンドームは1枚を正しく装着すれば十分です。同様の理由から、女性用コンドームと男性用コンドームを併用することも止めてください。実は、男性だけではなく女性が使用できるコンドームもあります。こちらは膣内に挿入して膣壁をカバーするような形で使い、ペニスとの接触を避けるためのもの。しかし、男性用コンドームと同じく素材で作られているため、男女がそれぞれ装着した状態で挿入すると、やはり摩擦が発生して破れてしまうのです。

8.使用期限を守って使用すること

意外なことかもしれませんが、コンドームには使用期限があります。食品でいうと消費期限のようなものなので、それを過ぎて使用してはいけません。コンドームはラテックスやポリウレタンからできていますが、こういった素材は時間が経過すると劣化していきます。劣化したコンドームを使用すると、すぐに破れてしまうことがあるので危険です。だいたいのコンドームの使用期限は製造から5~6年に設定されていますが、コンドームのメーカーや素材によって変動するので必ず使用期限を確認してください。

使用期限はコンドームの外箱背面もしくは側面に印刷されています。場合によっては個別のパッケージに記載されていることもありますが、できるだけ外箱は捨てずに保管しておく方が安心です。もし記載がない場合は後になるといつ開けたか分からなくなるので、なるべく早く使い切るようにしましょう。ちなみに、コンドームは高温多湿の場所に保管すると劣化が早くなるので、できれば涼しめで直射日光の当たらない机の引き出しなどに保管することをおすすめします。

9.ラテックスとオイル系ローションは併用してはいけない

ラテックス系のコンドームは油分に弱いことに注意が必要です。エッチで女の子の痛みを軽減して快感を高めるために、ローションを使用することがあります。しかし、ローションの成分によっては、コンドームが破損してしまうことも。ズバリ、オイル系のローションは絶対に避けましょう。水性のローションであれば問題ないので、ポリアクリル酸ナトリウム系やシリコン系ローションを選ぶようにすると安心です。グリセリン系は油分が含まれていることがあるので、セックスでの使用は避ける方が良いかもしれません。

いずれにせよ、ローションのパッケージに「水溶性」と記述されていれば大丈夫です。もしオイル系(油性)のローションを使用したい場合は、「ポリウレタン」もしくは「イソプレンラバー」製のコンドームを選びましょう。また、ハンドクリームやワセリン系軟膏も、コンドームを大幅に劣化させるので注意してください。コンドームを装着しづらいときに、つけやすくするためにクリームを塗りたくなることがあるかもしれません。しかし、クリームにも基本的に油分が含まれているので、コンドームが傷んでしまいます。

同様の理由から、コンドームはできるだけ男性自身が準備したものを使用することをおすすめします。中には女性の方がコンドームを用意することがありますが、化粧品のポーチなどに入れている場合は油分が染み出して、コンドームに付着していることがあるからです。また、ポテトチップスなどのスナックをかじりながらエッチをするのも、できれば避けたいところ。油でギトギトの手でコンドームを装着すると、フィニッシュ後にパートナーの膣内が精液でベトベトになってしまうかもしれませんよ。

10.ゴムアレルギーの人はラテックスを避ける

ゴムアレルギー(ラテックスアレルギー)がある人は、ラテックス製のコンドームを使用しないでください。アレルギーの人がゴム製品に触れると、喘息の発作やアナフィラキシーショック(免疫機能の過剰反応)によって、最悪の場合は命を落としてしまうことがあります。コンドームも基本的にはラテックス(天然ゴム)で作られているので、選び方にはくれぐれも要注意。代替となるコンドームは「ポリウレタン」もしくは「イソプレンラバー」です。

ポリウレタンとイソプレンラバーはいずれも合成素材で、ポリウレタンは「ウレタン樹脂」、イソプレンラバーは「合成ゴム」とも呼ばれています。いずれもアレルギー成分を含んでいないので安心です。どちらも使用感はむしろラテックスよりも良いくらいなので、快感が落ちてしまうなどの心配はありません。ちなみに、ポリウレタン系のコンドームは0.01ミリなど極薄タイプが多く、イソプレンラバーには独特の柔らかさがあるので、アレルギーがない人にもおすすめです。

まとめ

今回は、コンドームの正しい装着方法や使い方、注意点などについて解説しました。望まない妊娠や性感染症を避けるために、セックスのときはコンドームを必ず装着すべきです。それは男の義務であると同時に、パートナーとの愛や信頼関係を守ることにもつながります。ただし、コンドームは装着方法が肝心で、間違ったつけ方をすると効果がなくなってしまうので注意が必要です。

まずはコンドーム選びからです。ペニスに合うものを装着しなければ、挿入中に外れたり破れたりしてしまいます。特に、ペニスが長い人や太い人、亀頭部分が大きな人は注意が必要です。通常のコンドームでは合わないことが多いので、ロングサイズやビッグサイズ、亀頭部分が大きなものなどを選びましょう。コンドームには使用期限があるので、古いものは使用しないようにしてください。

コンドームは必ず挿入する前に装着することを心掛けましょう。精子は射精前から出ていますし、生での挿入には性感染症のリスクがあります。コンドームをパッケージから出すときは丁寧に扱い、爪や袋の切れ端などで傷を付けないように要注意。裏表を間違えると装着できないので「裏側」もしくは「男性側」と記載された方をお腹側に向けてつけます。装着時は精液だまりを指の腹で優しくつまみ、空気を抜きましょう。

使用済みもしくは裏表を間違えたコンドームを再利用したり、重ねて装着したりすることは絶対に止めてください。また、ラテックス製のコンドームとオイル系ローションを併用してはいけないことや、ラテックスアレルギー(ゴムアレルギー)の人は「ポリウレタン」もしくは「イソプレンラバー」製のコンドームを使うべき、ということにも注意が必要です。コンドームの正しい装着方法を身につけて、パートナーとの安全なセックスをお楽しみください。

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