男の最上級の快感、ドライオーガズム!正しい前立腺マッサージとアナルオナニー

男性のオーガズムといえば、射精を思い浮かべるのではないでしょうか。実は、男性にはもうひとつのオーガズムがあります。射精を伴わない「ドライオーガズム」です。トライオーガズムは最高の快感を得られることで有名なため、ぜひ挑戦したくなるかもしれません。

しかし、ドライオーガズムでイクためには、前立腺のマッサージという特殊なテクニックが必要になります。正しい方法を身につけて、時間をかけてマスターしていくことが大切です。そこで今回は、ドライオーガズムの特徴やアナルでイクためのアナニー法について、詳しくご紹介します。

ドライオーガズムとは?

ドライオーガズムとは、男性が射精を伴わない絶頂に達することです。通常の射精による「ウェット」オーガズムに対し、濡れない「ドライ」オーガズムと呼ばれています。女性がオーガズムに達したときの潮吹きに似ているため、「男の潮吹き」とも呼ばれているようです。

ドライオーガズムの大きな魅力は、通常の射精では得られないような快感。そのため、一度この絶頂を体験すると、くせになってしまう男性が多いのです。射精しないのにどうやってオーガズムに達するのでしょうか。ポイントは「前立腺」にあります。(1)

前立腺って?

前立腺は、男性に備わっている生殖器の一種です。尿道を囲むように存在しており、その隣には精嚢(射精時に精液をためる器官)があります。大きさはクルミ程度で、重さは約数十グラムです。一部が直腸に接しているため、「直腸の壁越しに指で触れる」ことができます。

実は、前立腺にはまだ分かっていない点が多いです。明らかになっているのは、前立腺液を分泌するということ。前立腺液は精液の3割を占める成分で、精液を活性化させる働きがあり、精液特有の臭いの元でもあります。ドライオーガズムでは、この前立腺が大きなカギになるのです。(2)

男だけが持つ器官

前立腺は男性だけが持つ器官で、女性にはありません。なぜなら、前立腺は男性特有の生殖器のひとつで、精液の主成分である前立腺液を分泌することが主な目的だからです。言い換えれば、前立腺がなければ男性の生殖機能もなくなってしまう、ということでもあります。

前立腺の発達には、男性ホルモン(アンドロゲン)の働きが欠かせません。思春期になると男性ホルモンの分泌量が急激に増え、男らしい体つきや生殖器の成長につながります。前立腺もペニスや睾丸と一緒に大きくなることから考えると、やはり前立腺は男の象徴であるといえるでしょう。

また、前立腺にはたくさんの筋肉が存在していて、小さく縮むことができるのもポイントです。この働きによって、精嚢にためられた精液を、射精時に尿道内へ押し出すことができます。さらに、膀胱側にある尿道を狭くして、精液が膀胱へ入ってしまうのを防ぐ機能もあるのです。

このように、前立腺は男性ならではの機能が備わっている、男の快楽のための器官なのです。古代インドの聖典「タントラ」では、前立腺は「聖なる場所」として、セックスの快楽中枢であると考えられていました。それは、前立腺をマッサージすることで無上の快楽を得られるからです。(3)

前立腺の役割とドライオーガズムの関係

前述しましたように、前立腺は男性のオーガズムと強い結びつきがあります。前立腺液を分泌して、精巣で作られる精子と混合して精液を生み出し、射精時に収縮して勢いよく精液を押し出すのです。さらに重要なポイントが、ドライオーガズムとの結びつきにあります。

前立腺をうまく刺激することによって、射精を伴わない絶頂に達します。この方法で得られるオーガズムは、通常の射精よりはるかに強く、女性の絶頂に近いといわれているくらいです。では、前立腺の刺激でそれほど気持ちよくなれるのは、なぜなのでしょうか。

普段のオナニーの状況を思い返してみましょう。オナニーで一番気持ちよくなるのは、射精直前および精液が射出される瞬間ではないでしょうか。実は、男性の快感が頂点に達するのは、精液が射精管から前立腺尿道部(通常の尿道へ繋がる管)へ流れ込むときだと考えられています。

前立腺は、この射精管や前立腺尿道部を取り囲むように存在しています。前立腺への刺激はこれらの部分にも伝わるため、気持ちよくなれるのです。それでは、どのように前立腺を刺激すればいいのでしょうか。「アナル内部からの前立腺マッサージ」によって、ドライオーガズムでイクことができます。

前立腺は、肛門の入り口から約5cmのところにあります。女性が最も感じやすい性感帯「Gスポット」も、膣の入り口から5cmくらいのところにあるのです。つまり、前立腺は女性のGスポットのような存在で、「男のGスポット」ということもできるでしょう。

ドライオーガズムのメリット

アナルから前立腺をマッサージすると、射精なしのオーガズムを体験することができます。では、この方法で達する絶頂には、どんなメリットがあるのでしょうか。通常の射精では得られない快感を筆頭に、次のような素晴らしさがドライオーガズムの魅力です。

・最高の快感を得られる
・何回でもイケる
・賢者タイムがない
・女性の気持ちが分かるようになる
・セックストイの使い道が広がる

ドライオーガズム最大のメリットは、何といってもその快感です。通常の射精では絶対に得られない、気を失ってしまいそうになるほどの快感を味わえます。女性の絶頂に近いとも言われており、一度体験するとクセになってしまうようです。

さらに、快感が長時間にわたって持続することも特徴です。射精のように1回で終わりということがないので、上手くやると何回も繰り返して絶頂に達する「マルチプルオーガズム」もできます。一度のオナニーで何回でもイケるようになるのは男の夢ではないでしょうか。

オナニーの後、ぐったり疲れたり虚しさを感じたりする「賢者タイム」も、ドライオーガズムにはありません。射精がないため、脳を急激にリラックスさせるホルモンも分泌されないからです。むしろ、強い幸福感に包まれて、気分が舞い上がることもあります。

これらの特徴は、すべて女性の絶頂に似ています。つまり、ドライオーガズムを経験すると、女の子がイクときの感覚が分かりやすくなるということなのです。その結果、セックスで女性を愛撫するときも、どうすれば気持ちよくなってくれるのか、イメージをつかみやすくなります。

近年では、女性向けのセックストイ(アダルトグッズ)が勢いを見せており、男性向けよりむしろ充実しているくらいです。このオーガズムをマスターすれば、女性用の性具をアナルに使えるようになります。つまり、男と女の楽しみをどちらも味わえる身体になるということです。

ドライオーガズムのデメリット

ドライオーガズムは素晴らしいことばかりのように思えますが、いくつか重大なデメリットもあります。その中でも、初めて絶頂に達するまでに相当の時間が掛かることは、多くの男性の頭を悩ませるはずです。次のようなデメリットを考慮してから、前立腺マッサージにチャレンジしてみましょう。

・開発に相当の時間が必要
・やりすぎると依存性がある
・下手にやると直腸を傷つける
・衛生面での問題が生じる

ドライオーガズムに達するためには、特殊なテクニックが要求されます。うまく前立腺を刺激できたとしても、必ずしもすぐに気持ちよくなれるとは限りません。むしろ、慣れるまでは不快感があることも多く、前立腺でイケるようになるまでには相当の時間を要するのです。

ひとたび前立腺でのオーガズムに成功したら、あまりの快感に夢中になってしまうでしょう。しかも、何回でもイクことができて、気分が沈む賢者タイムもありません。そのため、ついついやりすぎて中毒になることもありますので、依存性には注意が必要です。

ドライオーガズムはアナルに指や器具を挿入して、前立腺を刺激して行うものです。そのため、下手なやり方で行うと直腸を傷つけたり、痔になってしまったりすることがあります。直腸が傷つくと感染症にかかる危険性があるため、正しい方法を知っておかないと危険です。

前立腺マッサージは主に指をアナルに入れて行うのですが、肛門は排泄物を出すところです。そのため、どうしても衛生面で気になるところがあるでしょう。安全かつ清潔に行うためには事前の浣腸が必要になるなど、面倒なところがあるのも厄介です。

ドライオーガズムの方法

ドライオーガズムには素晴らしいメリットがあるので、ぜひ試してみたいのではないでしょうか。しかし、そう簡単に達成できるものではなく、実施の際は正しい知識が必要です。次のような手順で行うことで、アナルで行うオナニー「アナニー」を成功させやすくなります。

①道具を準備する
②身体を準備する
③アナルをほぐす
④前立腺を刺激する

以上の手順をすべて丁寧に行うことが、ドライオーガズムを成功させるために必要です。特に、事前の準備をきちんと済ませておかないと、快感どころか痛いだけになってしまいますので、詳しい手順をこれからひとつずつ確認していきましょう。

道具の準備

ドライオーガズムを目指す前に、アナルと前立腺を刺激するための道具を揃えることが必要です。これらの道具は、すべて安全かつ清潔に「アナニー」を行うためのもの。なぜなら、肛門はそもそも排泄器官であり、女性の膣のように何かを入れる場所ではないからです。

・浣腸(かんちょう)
・ローション
・アナル用指サック
・アナル用セックストイ

上記の道具は必要ですので揃える方がいいでしょう。浣腸は直腸を綺麗に洗浄するためのものです。どれだけ頑張って大便を出しておいても、腸にはたくさん残っており、アナルを刺激している間に意図せず便が出てしまうことがあります。そのため、アナニーの前は浣腸しておくのがおすすめです。

ローションも絶対に必要で、これが無ければ痛くてアナニーができません。肛門は何かを挿入する部分ではないため、固くて傷つきやすいです。そのため、ローションでしっかり濡らしておく必要があります。特に、アナルプレイ用の「アナルローション」がおすすめです。

初心者の方はアナルの扱いに慣れていないので、思わず爪で直腸を傷つけることがあります。浣腸をしたとしても感染症の原因になりますので、アナル用指サックをつけてから、思う存分にアナルをいじりましょう。ラテックス手袋で代用しても構いませんが、破れやすいためおすすめできません。

アナル用セックストイはアナニーの感覚をつかむために役立ちます。特に、アナルプラグやエネマグラなどのアナル用器具がおすすめです。これらのグッズはアナニーのためのものですので、挿入すると手軽に前立腺への刺激を楽しむことができます。

身体の準備

道具が揃ったら、次は身体の準備を整えていきましょう。まずは浣腸から始めます。浣腸のノズルを優しく肛門に挿入して、できるだけ奥まで薬剤を入れていくことが大切です。すぐに便意を感じても我慢して、10分ほど待ってからトイレに駆け込んですべて排出します。

しかし、男性にとって浣腸は慣れた作業ではないため、あまりやりたくないという方もいらっしゃるかもしれません。そこで、温水洗浄便座で直腸内にお湯を入れて色が付かなくなるまで出すのを、何回か繰り返すのもおすすめです。便座で洗浄できない場合は、シャワーで洗いましょう。

直腸を綺麗にしたら、身体をリラックスさせます。ドライオーガズムに達するためには、血行が非常に大切だからです。身体をリラックスさせておけば、肛門がほぐれて痛みを感じにくくなり、アナニーをスムーズに行いやすくなります。そのためには、温かいお風呂に入るのがおすすめです。

お風呂に入ると全身の体温が上がりますので、自然とアナルも柔らかくほぐれます。このとき、ストレッチなどで身体の筋肉を伸ばしておくと、この後のアナニー時にリラックスしやすくなるのでおすすめです。オーガズムに達しやすくなるように、しっかりと身体を温めておきましょう。

アナルへのマッサージ

次は、アナルまわりを丁寧にマッサージしましょう。肛門は筋肉に包まれているため、非常に締まりが良くて固くなっています。そのため、いきなり指やグッズを入れようとしても、痛くて到底できません。次の手順でアナルをほぐしていきます。

①アナル用指サックをはめる
②指にローションを塗る
③ベッドに仰向けになって足を開く
④肛門周囲に指を押し当てる
⑤優しく中指を入れてみる
⑥前立腺をマッサージする

前述しましたように、アナルは傷つきやすいです。安全のために指サックもしくはラテックス手袋を指にはめます。さらに、指にローションを塗って滑りを良くします。それから、アナルまわりに指を当てて、マッサージしていきます。

このとき、どんな体勢を取るかが重要になります。基本的なのは、仰向けに寝て足を大きく広げる体勢です。こうするとアナルが開きやすくなると同時に、比較的容易に指を挿入しやすくなります。分かりやすく言うと、正常位でエッチするときに女性が取るポーズと同じです。

肛門ではなくその少し外まわりに指を当てて、ゆっくり押して圧力をかけます。しばらく繰り返すと、筋肉のリラックスや温度の上昇によって、少しずつ肛門まわりが柔らかくなってくるはずです。アナルに指を当ててすぐ入りそうになったら、いよいよ指を入れてほぐしていきます。

中指を第一関節まで入れたら、指をゆっくり上下左右に動かしたり回したりして、アナルをさらにほぐします。指がスムーズに動くようになったら、アナルがかなり柔らかくなった証拠ですので、もう心配はいりません。中指を奥の方まで入れて、前立腺を探しましょう。

リラックスする

前立腺の位置は人によって差がありますが、おおむね肛門の入り口から5~8cmくらいです。そのため、ほとんどの場合に指で触れることができます。目安としては、中指を第二関節の少し奥まで入れたくらい、ペニスの根本あたりのところで、指の腹に前立腺が当たるはずです。

前立腺はお腹側にありますので、指の腹ができるだけお腹に向くように指を入れます。しかし、前立腺に指が触れたときでも、まだ未開発のため何も感じないことがほとんどです。そのため、「気持ちよくなるところが前立腺」だと思って指を入れると見逃します。

中指を奥まで入れていく間に、指が米粒のような出っ張りに当たる瞬間があるはずです。そこが前立腺です。どうしても位置が分からない場合は、反対側の手でペニスをしごいて勃起させてみましょう。勃起すると前立腺が少し膨らむため、位置が分かりやすくなります。

前立腺を捜し当てた後は、優しく指で押すようにマッサージします。オーガズムに達するためには、リラックスと呼吸の仕方が大切です。アナルに指を入れるのは慣れないため、どうしても力が入りがちですが、何も考えずに意識を指だけに向けてリラックスしましょう。

マッサージするときに呼吸を止めてはいけません。お腹で大きく深呼吸するように、ゆっくり息を吸ったり吐いたりするのを繰り返します。腹式呼吸には身体と心をリラックスさせる効果もありますので、何度も繰り返すと少しずつオーガズムが近づいてくるでしょう。

道具の使用

以上の方法でアナニーによるドライオーガズムに達することができますが、初心者の方にはなかなか難しいはずです。前立腺マッサージは特殊なテクニックが必要ですので、最初は誰でもうまくいきません。しかし、そこで諦めてしまっては、せっかくのドライオーガズムの夢も達成できなくなります。

アナニーの成功率を高めるためには、セックストイを使用してみるのがおすすめです。実は、アナルプレイは以前ほどマニアックなものではなくなったため、アナル用のグッズは手軽に入手できるようになっています。「エネマグラ」や「アナルプラグ」など、種類もさまざまです。

その中でも最もよく効くと有名なのが「エネマグラ」です。エネマグラについては後ほど詳しくご紹介しますが、元々は前立腺マッサージのための器具です。エネマグラを使用する際は、アナルローションも用意しておくと、よりスムーズに前立腺を刺激できるようになります。

アナルに器具を挿入するのは怖い感じがするかもしれませんが、先ほどの指を挿入するテクニックや身体のリラックスがしっかり身についていれば、何も心配する必要はありません。各器具の使い方は後ほど詳しく解説しますので、ぜひアナル用セックストイを試してみてください。

ドライオーガズムを達成するためのコツ

前述しましたように、ドライオーガズムは簡単なことではありません。成功させるためには、次のポイントを意識することが大切です。特に、身体がリラックスしていないとドライオーガズムに達しませんので、いかに気分を楽にできるかが大切になります。

・身体と心をリラックスさせる
・深呼吸のリズムを身につける
・いろいろな体勢を試してみる
・意識が現実に戻らないようにする

ドライオーガズムは女性の中イキ(Gスポットやポルチオでのオーガズム)によく似ていて、力を抜いた状態でないと絶頂が近づきません。リラックスするために大切なのが呼吸法で、ゆっくりとお腹で深呼吸するコツをつかむことが大切です。

どうしても呼吸が荒くなる場合は、次のことを意識してみましょう。まず、ゆっくり5秒数えながら息を吐き、同時に肛門を開いていきます。次に、今度は5秒数て息を吸いながら、肛門を閉じていってください。こうずると、呼吸と肛門のリズムが一致して、アナルがリラックスできます。

アナニー時の基本的な体勢は、女性が正常位で挿入されるポーズです。しかし、横向きやバックなど、いろいろな体勢で試してみると、よりイキやすいポーズが見つかるかもしれません。前立腺に何かを感じやすい体勢があれば、ぜひそのポーズを中心として攻略していきましょう。

最後に、現実が意識に戻ってしまわないようにすることも大切です。アナニー時にふと我に返って、急に気分が冷めてしまうことがあります。こうなるとオーガズムが遠ざかるので、意識を指に集中させて、他のことはいっさい気にしないようにしましょう。

こんな感覚がドライオーガズムだ!

ドライオーガズムが近づいてくると、どのような感覚が得られるのでしょうか。一般的には「頭が真っ白になる感じ」や「身体の痙攣」があるようです。ポイントは、射精時のような鋭い感覚とはまったく違う、ぼんやりとした感じにあります。

射精は快感が非常に鋭いだけに、絶頂に達するときは一気に達して、持続時間は短く一気に冷めていきます。ドライオーガズムは比較的ぼんやりとしていて、どちらかというと射精直前に精液がチャージされて、気分が高まっていく段階の快感に近いようです。

ドライオーガズムは、射精前の高揚感が長時間続くような感覚だといえます。言い換えれば、はっきりとこの瞬間だと言えるような、分かりやすい絶頂ではありません。それだけに長時間続くのですが、「射精の感覚が続く」ようなものではないことに注意が必要です。

ドライオーガズムはペニスではなく「身体全体で感じる」絶頂です。もしアナルへの刺激でペニスがドクドクしたり、精液がドロドロ垂れたりする場合は「トコロテン」という別のアナルオーガズムで、ドライオーガズムではありません。ドライオーガズムはペニスから離れた存在なのです。

また、はっきりとした終わりが見えないのもドライオーガズムの特徴です。通常の射精はペニスのドクドクが終わったら完了ですが、ドライオーガズムは続くだけ続きます。そのため、スッキリと出し切ったような感覚はなく、気持ちのいい夢を見ているような曖昧な感覚があるのです。

開発には時間がかかるものと心得よ

アナニーやドライオーガズムは簡単に達成できるものではありません。むしろ、最初の頃は気持ちいいどころか、違和感や不快感のようなものを感じることもあるようです。少しずつ気持ちよさを楽しめるようになるまでに、3ヶ月ほどかかります。

アナニーをやり始めたときは、ある種の恐怖感のようなものを感じるはずです。排泄物を出すべきところに指や器具を入れるのですから、そう簡単に慣れるものではありません。座薬や痔の薬を入れるときでさえ、とても嫌な感じがするのではないでしょうか。

そういった恐怖感があると当然身体も心も緊張しますので、快感など得られるはずがありません。そのため、アナニーを始めた後に「全然気持ちよくない」と失望するのもよくあることです。エネマグラを使用しても同じで、気持ちよくなれるまでには時間が掛かります。

気持ちよくなり始めたからといって、すぐイケるようになるわけではありません。そこから、アナルの筋肉の動かし方や神経系などが、ドライオーガズム用に変化していく必要があるからです。この期間にまた3ヶ月ほどかかりますので、準備が整うまでに半年ということになります。

アナニー開始から半年くらいで、ようやく身体がドライオーガズムを迎える体勢が整います。そこからはアナニーをひたすら繰り返すだけ。このように、少しずつ段階を踏んで続けていくことが、ドライオーガズムを成功させるコツなのです。

もうひとつの目安として、ドライオーガズムまで20~25時間というものがあります。例えば、週に1回1時間のアナニーを行うなら、約5~6ヶ月後にオーガズムに達するということです。ただし、1日20時間やれば1日でイケるというわけでもないので、頻度は週1回くらいがいいでしょう。

おすすめセックストイ

アナニー成功の心強い味方になるのが「セックストイ」です。セックストイは「大人のおもちゃ」や「アダルトグッズ」とも呼ばれ、オナニーやセックスの快感を高めるために使用されます。ここでは、次のようなアナル用セックストイについて見ていきましょう。

・エネマグラ
・アナルプラグ
・バットプラグ
・アナルローション

エネマグラとは?

エネマグラとは、前立腺をマッサージするためのグッズです。元々はきちんとした医療機器で、「アネロス」という名称にてアメリカで販売されていました。その利用者からアネロスでドライオーガズムが誘発されるという報告が相次ぎ、セックストイ「エネマグラ」として広まったのです。(4)

エネマグラは、ペニスに似たような形をしていて、根本部分に大きな持ち手がついています。この部分はアナルに挿入したエネマグラを自由に操るための部分です。挿入部分は上下非対称となっており、一方は上部に向かって反り上がっています。

アナニーをするときは、エネマグラにローションを塗ってから、上反りの部分をお腹側に向けてゆっくり挿入します。事前にアナルをしっかりほぐしていれば、押さなくても勝手に奥まで入っていくはずです。このときに痛みを感じたら、エネマグラを抜いてアナルをほぐし直しましょう。

先ほどもお話しましたが、ドライオーガズムは射精とは全く異なります。そのため、ペニスをしごくような感覚でエネマグラを扱っても、絶頂は近づきません。通常のオナニーのとき、射精が近づいたらスパートをかけて一気にシゴいて射精している方は、特に注意が必要です。

ドライオーガズムに達するには、「一定のリズムでゆっくり」と刺激を繰り返すことが大切です。このリズムが崩れると絶頂は遠ざかるので、射精時のような高速ピストンではイケません。ゆっくり丁寧にエネマグラを動かし続けると、次第に気持ちよくなり始めてオーガズムが近づきます。

アナルプラグ、バットプラグとは?

アナルプラグは肛門に挿入する栓のようなもので、バットプラグとも呼ばれます。特殊な性具で、主にアナルを拡張させるために使われることが多いです。このグッズが独特なのは、日常生活でも装着し続けるというところにあります。

肛門はとても硬くて小さいため、アナニーの際は肛門まわりを丹念にマッサージしてほぐすなど、面倒な作業が必要になります。また、かなり慣れないと痛みを感じやすいのも問題です。そこで、アナルを拡張させるアナルプラグ(バットプラグ)が活躍します。

アナルプラグはおしりにフィットしやすい形なので、事前にしっかり準備しておけば簡単に挿入することができます。素材もさまざまで、シリコンやゴム製の他に、金属製のものもあるようです。挿入のための手順は、アナニーをするときとよく似ています。

まず、浣腸で直腸を綺麗にしてから、アナルにローションを塗って指でほぐしていきます。十分に柔らかくなったら、アナルプラグにもローションを塗って少しずつ挿入しましょう。それから、アナルプラグを挿入したまま日常生活を行います。

ただし、アナルプラグは24時間常に装着し続けるものではありません。入れるのはあくまで起きているときで、就寝前や排便時など必要に応じて抜きます。最初は1時間くらいからスタートして、長くても8時間以内にしておきましょう。また、一度抜いたアナルプラグは必ず洗浄してください。

アナルローション

アナニーをするときにはローションが欠かせませんが、その成分に注意することも大切になります。なぜなら、アナニーではローションを直接体内に入れるため、成分によっては体調を崩すことがあるからです。そのため、できるだけ「アナルローション」を選びましょう。

アナルローションはアナルプレイ用に作られたローションで、大きなポイントは「グリセリン」を含んでいないこと。グリセリンはアルコールの一種ですが、粘り気があるためローションに使われることが多いです。しかし、グリセリンは腸の働きを崩すことがあります。

直腸は意外と吸収力の強い器官で、アナルにローションを入れるとその一部は体内に吸収されます。そのため、グリセリンを含むローションをアナルに使用すると、下痢になってしまうことがあるのです。アナル用ローションなら、グリセリンフリーのものが多いので安心して使えます。

さらに、アナルローションは肛門や直腸を保護するために、保湿成分や美容成分も配合されていることがあります。アナルに指やセックストイを入れると、どうしても腸壁が荒れやすくなりますので、アナニーを長く楽しむためにはローションにもこだわってみましょう。

ドライオーガズム、アナニーの際の注意点

アナニーを行うときは、前立腺を刺激しすぎないように注意が必要です。先ほども解説しましたように、ドライオーガズムの成功率と刺激の強さは関係ありません。例えば、アナルに挿入したエネマグラを激しく動かしたからといって、前立腺でイケるようになるわけではないのです。

一定のリズムでゆっくりと前立腺をなでるようにする方が、オーガズムは近づきやすくなります。普段のオナニーのような感覚でやっていると、気持ちよくなってきたときに、ついテンポを速めがちになるので注意が必要です。ゆっくり時間をかけて快感を味わえるようにしましょう。

また、アナニー中はペニスに触れてはいけません。ペニスに触れると通常のオナニーのような感じになってしまい、ドライオーガズムが大きく遠ざかってしまいます。アナニーをするときはペニスのことは忘れて、アナルと前立腺に意識を向けるのがコツです。

最後に、アナニーはあまり頻繁にやりすぎてはいけません。中毒にならないためではなく、前立腺を健康に保つためです。頻繁なアナニーは、前立腺の炎症や肥大の原因になることがあります。高齢になって前立腺ガンになる可能性もあるので、アナニーは週1回くらいにとどめておきましょう。

まとめ

今回は、ドライオーガズムの特徴やアナルでイクためのアナニー法について、詳しくご紹介しました。男性ならではの前立腺を刺激することで達することができる絶頂で、最高の快感を何度でも得ることができて、賢者タイムもない素晴らしいオーガズムです。

ただし、アナルでイクことができるようになるためには、正しいアナニー法をマスターする必要があります。気持ちよくなれるまでに少なくとも3ヶ月、オーガズムに達するまで6ヶ月はかかるため、気長にチャレンジし続ける心構えも大切です。

アナニーを行う前は、浣腸して直腸を綺麗にしておいて、お風呂で身体を温めてリラックスしましょう。それから肛門にローションを塗って、アナルをゆっくりほぐしていきます。中指を第二間接のあたりまで挿入すると、前立腺に触れるはずです。

ドライオーガズムの感覚は、射精とは全く異なります。射精のようなごく短時間の鋭い絶頂ではなく、頭が真っ白になるような高揚感が長時間続くのが特徴です。そのため、通常のオナニーと同じ調子で行うと、うまくドライオーガズムに達することができません。

アナルオナニーのコツは、一定のリズムでゆっくり刺激し続けることです。エネマグラやアナルプラグといったセックストイの活用も効果的なので、ぜひともチャレンジしてみましょう。アナニーをマスターして、男の最高の絶頂「ドライオーガズム」をお楽しみください。