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意外と知らない?遅漏、早漏を防ぐ正しいオナニーのやり方

  • 公開日:2020/09/28

意外と知られていないことですが、オナニーには間違ったやり方というものがあります。誤った方法でオナニーを続けていると、遅漏や早漏になってしまうことも。遅漏と早漏はどちらも射精障害の一種なので、セックスのときに女性を満足させられなかったり、苦痛を与えてしまったりします。そういった厄介な問題を防ぐためにも、正しいオナニーに関する知識が必要です。

正しいオナニーを行うために、女性の膣に挿入するときに近い刺激をペニスに与えることがポイント。しかし、従来の手コキオナニーではどうしても不自然な刺激になってしまいます。そこで、オナホールやコックリングなどのセックストイを活用して、遅漏や早漏のリハビリを行いましょう。本記事では、射精障害にならないための正しいオナニー方法や、おすすめセックストイについて詳しく解説します。

 

Content

  • オナニーの正しいやり方って?遅漏と早漏を防ぐやり方とは?
    • オナニーに間違ったやり方なんてあるの?
    • なんでオナニーで遅漏や早漏になるの?
    • 女性ではイケなくなる?膣内射精障害とは?
    • EDになる可能性
    • 適度な刺激はオナホが最適?
  • 正しいオナニー、間違ったオナニーとは?
    • 間違った危険なオナニー
    • 正しいオナニーのやり方
  • 適度なバランスでオナニーを楽しもう!
  • まとめ

オナニーの正しいやり方って?遅漏と早漏を防ぐやり方とは?

オナニーで気持ちよくなるために、手でペニスを思い切り握ってゴシゴシしごいたり、ものすごい速さで手を動かしてスパートをかけたりしていないでしょうか。床や毛布など、とにかくペニスに強い刺激を与えられるようなものに、シコシコとこすりつけて楽しむこともあるかもしれませんね。しかし、そういったマスターベーションの方法はすべて間違ったやり方です。そう言われてドキッとした人は少なくないでしょう。

間違ったオナニーの何が問題なのでしょうか。自慰は自分さえ気持ちよくなれれば良いので、どんなやり方でも良いじゃないかと思うかもしれませんね。しかし、誤ったオナニーを続けていると、性機能に問題が生じる可能性があります。オナニーのせいで遅漏や早漏などの射精障害や、そもそもペニスが立たなくなる勃起不全(ED)になることがあるのです。しかも、そういった事例は少なくなく、実際はかなり多いことが分かっています。

正しいオナニーとは、女性の膣に挿入するときに近い感覚や刺激によって、オーガズムへ進んでいくことです。つまり、膣内でペニスが受ける刺激がリアルなほど、理想的なオナニーだと言えます。後ほど詳しく解説しますが、正しいマスターベーションは手コキだとなかなか困難なので、オナホールを使用するのが理想的。オナホを使うと、遅漏や早漏、勃起不全など厄介な問題を解決することができるのです。

 

オナニーに間違ったやり方なんてあるの?

オナニーにはいくつもの間違ったやり方があり、誰でも少なからず無意識にやってしまっています。例えば、手をギュッと握りしめるように手コキをする、仮性包茎の包皮を亀頭にかぶせたままオナニーする、床や毛布のような強い刺激が得られるものにこすりつけるなど、セックスと大きくかけ離れた方法でペニスを刺激するやり方です。問題はまさに刺激の種類や強さにあります。

間違ったオナニー方法の典型が、強すぎる力でペニスを圧迫や摩擦したり、不自然な刺激を与えたりするやり方です。性器には感度があり、刺激に慣れていないと高く、刺激に慣れすぎると低くなります。一方で、通常とは違った種類の刺激を与え続けると、そちらの方が正常だと感じてしまうという特性もあるようです。つまり、強すぎる刺激を続けるとペニスの感度が低くなり、不自然な方法に慣れるとそれ以外では感じなくなります。

その他にも、問題になるオナニーの方法があります。足に力を入れてピンと伸ばしてやる「足ピンオナニー」や、射精しそうになったらグッと我慢してまたしごく「寸止めオナニー」、ペースを速めてどんどんシゴいて短時間ですぐ射精する「時短オナニー」も、性機能に問題が生じる自慰習慣です。こういったオナニーを続けていると、特定の刺激や姿勢でしか射精できなくなったり、射精障害やペニスの機能障害に繋がったりしてしまいます。

 

なんでオナニーで遅漏や早漏になるの?

オナニーが原因で遅漏や早漏になることは、実は意外とよくあります。なぜかというと、同じ方法でマスターベーションを続けていると、ペニスが刺激に慣れすぎて感度が低下したり、特定の射精習慣が定着して他のやり方では満足できなくなったりするからです。遅漏と早漏では原因となるオナニーのパターンが全く異なるため、どちらに該当するかしっかり検証する必要があります。それぞれの原因や改善方法について見ていきましょう。

遅漏になる原因は、ペニスに強すぎる刺激を与えることです。思い切り握りしめたりこすりつけたりすると、主に亀頭が刺激に慣れすぎて感度が低下します。女性の膣内は意外と圧力が高くないので、普段から強く圧迫するオナニーに慣れていると、膣内の刺激では満足できません。その結果、膣内に挿入してもなかなかオーガズムが近づかなくなるので、遅漏になってしまうのです。あまり刺激の強すぎるオナニーは、遅漏どころか勃起不全や膣内射精障害の原因になることもあるので、該当する人は注意が必要です。

オナニーで早漏になる主な原因は、仮性包茎の包皮を亀頭にかぶせたまま行う「皮オナ」です。膣内に挿入するときは自然と皮がむけますが、露出した亀頭は普段から刺激に慣れていないので、挿入するとすぐに射精してしまいます。また、普段から短時間で済ませる「時短オナニー」の習慣がある場合も、早漏になりやすいので注意が必要です。いつも早く射精する習慣が身についていると、本番でもオーガズムが早くなってしまいます。

早漏は遅漏よりも訓練によって改善しやすいので、それほど深刻に考える必要はありません。一般的に、早漏の人は気にすることによってさらに症状が悪化するので、意識しすぎずに少しずつ改善していくことようにしましょう。ただし、遅漏の場合はリハビリに時間が掛かることがほとんど。なぜなら、高すぎる感度を下げるよりも、感じにくくなってしまったペニスを元に戻す方が難しいからです。とはいえ、いずれの場合でもオナホを上手に使えば改善することができるでしょう。

 

女性ではイケなくなる?膣内射精障害とは?

先ほどご紹介したように、圧力や摩擦の強すぎるオナニーに慣れると、膣内での刺激に満足できなくなります。その結果、膣内で射精できない「膣内射精障害」になってしまうことも。膣内射精障害の特徴は、オナニーではきちんと射精できるのに、本番では射精できなくなってしまうことです。もちろん原因は間違ったオナニーにあるので、セックスではなくオナニーで性欲を満たすことが多い男性は、膣内射精障害になるリスクが高いといえます。

単に刺激が強すぎるオナニーだけではなく、そのときの姿勢や射精前後の動作に問題がある場合も、性機能に悪影響が大きくなります。例えば、先ほどもご紹介した「足ピンオナニー」や「寸止めオナニー」は、射精障害のリスクが急激に高まる「危険なオナニー」の代表例です。特に、寸止めオナニーは逆行性射精と呼ばれる、精液が膀胱に逆流する疾患の原因になるので、膣内射精障害に加えて生殖能力が低下するリスクもあります。

こうした膣内射精障害の厄介なところは、女性が性的に満足できなくなってしまうことです。セックスの時間が長くなるのはメリットのように思えますが、ヴァギナがしっかり濡れる時間には限界があるという性質上、女性にとって長すぎる挿入は苦痛になります。さらに、男性側にとっても射精できないというのはつらいことなので、カップル双方が苦しむことになるでしょう。オナニーの習慣を正しいものに変えない限り、射精障害の症状は悪化し続けるので、早めに対策を取って改善していく必要があります。

 

EDになる可能性

間違ったオナニー習慣を続けていると、射精障害どころかそもそも勃起できなくなる「勃起不全(ED)」になってしまうこともあります。EDの診断基準は明確で、セックスのするときに70~80%の確率で勃起できなければ、勃起不全と診断されることがほとんどです。年齢を重ねると勃起力が低下して基礎疾患も増えてくるため、中年以降になると自然とEDになることが増えます。しかし、若い人であってもEDになることがあり、その原因の大半は間違ったオナニーです。

若い人のEDで特に多いケースが、オナニーのときは問題なく勃起できるのに、セックスになると全然勃起できないというケースです。本番で失敗することが増えると不安感も強くなるので、心理的な負担によってなおさら勃起できなくなるという悪循環に陥ります。なぜ本番のセックスで立たなくなるのかというと、やはりリアルとはかけ離れた刺激に慣れてしまっているからです。特に、最初から最後までペニスを激しくしごいてオナニーする人は、EDになるリスクが高まります。

実際のセックスでは女性を抱く感覚や愛撫、オーラルセックスなどで勃起するものですが、オナニーでは基本的に自分の意思で立たせることになります。例えば、柔らかい状態からどんどんシゴいたり、何かに押しつけたりするなどです。激しいポルノを見て自然に立つ場合もあるでしょう。しかし、相手がいるセックスでは同じようにはいきません。女性の前で自分で激しくシゴかないと立たないというのでは、パートナーも興ざめになってしまいますよね。

オナニーとセックスでは状況が大きく異なるので、本番になると立たなくなるというのは決しておかしなことではありません。しかし、勃起不全になると性生活を満足に送ることができなるので、なおさらオナニーにのめり込むという悪循環になることもあります。若い人の場合は基礎疾患が原因の可能性は低いので、マスターベーションの方法を改善しない限りEDの解決は困難。そこで、オナホを上手に活用してEDを改善していくことが大切です。

 

適度な刺激はオナホが最適?

これまでもご紹介してきたように、オナニーが原因の遅漏や早漏、膣内射精障害や勃起不全を改善するためには、オナニーのやり方自体を変える必要があります。ただし、今までどおり手でやる方法では劇的な改善は難しいので、オナホールを導入するのがおすすめです。オナホールはセックストイの一種で、女性の膣に挿入するリアルな感覚を味わえることが特徴。つまり、オナホを活用すれば実際のSEXに近いような刺激で、オナニーすることができるのです。

特に、手コキオナニーでの握力が強すぎる場合は、オナホでのマスターベーションは絶大な威力を発揮します。しかし、自分の手コキが強すぎるかどうか、なかなか判断しづらいはずです。5本の指すべてもしくは手のひらでペニスを握っている場合は、かなりの確率で圧力が強すぎると言えます。ほとんどの人が該当するはずなので、基本的にはオナホを使うようにすべきだということになりますね。

Perelmanは遅漏改善のための効果的な方法として、パートナーとセックスするときに近い刺激でオナニーすることを推奨しています。また、遅漏男性の多くは特殊な方法でマスターベーションを行っているため、パートナーの手や舌、もしくは膣で射精することができなくなっていると指摘している点も重要です。Perelmanの報告からも、リアルなSEXに近い刺激でマスターベーションができるオナホは、遅漏や膣内射精障害のリハビリ手段として適切だと言えるでしょう。

さらに、オナホは早漏を改善する効果も非常に高いグッズです。早漏の原因は亀頭が敏感すぎることなので、普段から膣内での刺激に慣らしておけば改善できます。オナホはまさにリアルな刺激を得ることができるので、亀頭を鍛えるトレーニンググッズとして活躍するのです。ただし、オナホは様々なタイプやサイズがあるので、自分のペニスに合うものを選ぶ必要があります。例えば、早漏男性の場合は緩めのタイプを選ぶ、遅漏男性の場合はまずは少しキツめから始めてみるなど、改善に向けた選択が重要です。

 

正しいオナニー、間違ったオナニーとは?

これまで解説してきたように、間違ったオナニーは強すぎる刺激や不自然な刺激をペニスに与えるもの、正しいオナニーはセックスで膣に挿入するときのような刺激があるものです。しかし、多くの男性は少しでも快感を高めようとして、ついついペニスをゴシゴシとシゴいたり、何かにこすり付けたりしがちかもしれません。実際にペニスを思い切り刺激してみると、とても気持ちいいですよね。

そういうオナニーが必ずしも悪いわけではないのですが、性機能という観点から見れば悪影響が大きいことは確かでしょう。そもそも、間違ったオナニーとは具体的にどういうものでどこが悪いのかが分かると、良いオナニーへ向けて改善しやすくなるはずです。そこで、間違ったオナニーと正しいオナニーの違いについて、危険性や改善点と合わせて見ていきましょう。

 

間違った危険なオナニー

間違ったオナニー、止めるべきオナニーの代表例は次の4つです。この項目では間違ったオナニーのやり方も解説しますが、これはあくまで「自分のオナニーが間違っていないかどうかを確認する」ためのもので、「こんなオナニーをしてください」ということではありません。自分のオナニーがどれかに該当していないか、慎重に確認してみましょう。

・足ピンオナニー
・床オナ
・寸止めオナニー
・ふにゃちんオナニー
・皮オナ

基本的にはこれらのオナニーをしたからといって、身体に重大な障害が生じるわけではありませんが、性機能には問題があります。しかし、寸止めオナニーに関してだけは、重大な性機能障害になる危険性があるので、クセになってしまっている人はすぐに止めてください。上記4つのオナニーがなぜ悪いのか、具体的なやり方と合わせて見ていきましょう。

 

足ピンオナニー

足ピンオナニーは、女性の間違ったオナニーとして紹介されることが多いですが、男性の場合もやってはいけない方法です。足に力を入れてピンと伸ばして行うことから、足ピンオナニーを呼ばれるのですが、これを続けていると膣内射精障害になります。なぜなら、足ピンオナニーは足に力を入れるだけというお手軽な方法で、感度や快感を通常よりも大幅に高めることができるからです。長期間続けていると、足の力を抜いた状態では気持ちよくなれないので、射精できなくなります。

足をピンと伸ばしてオナニーすると、性器まわりの筋肉がギュッと緊張します。その結果として男性は勃起力が高まり、女性ではオーガズムが近づきやすくなります。言い換えれば、適切ではないやり方で無理に快感を強めているということ。足ピン状態に慣れると、それ以外の方法では気持ちよくなれなくなってオーガズムも近づきません。しかし、セックスをするときは腰を振る必要があるため、足をピンと伸ばすことは通常できないことが問題なのです。

女性が上に乗る騎乗位に限っては、男性が動く必要がないため足ピンできますが、常に騎乗位ばかりできるわけではないでしょう。足ピン常習者は足ピンできる体勢でなければ射精不可能なので、ほとんどの体位でフィニッシュできなくなることに。足ピン脱却のたったひとつの方法は、足に力を入れずに射精するトレーニングをすることです。あぐらをかいた状態でやると足がリラックスするので、リハビリに効果的だと考えられています。たとえオナホを使う場合でも、足に力を入れてしまえば意味がないので注意が必要です。

 

床オナ

床にペニスをこすりつけて行う「床オナ」も間違ったオナニーの典型例で、これを続けていると遅漏や膣内射精障害になります。やり方は単純で、うつ伏せになった状態でペニスに体重をかけて床に押しつけ、射精するまでそのまま押し続けたり腰を振ったりするだけです。床オナの熟練者になれば、たとえ勃起していない状態でも、性器を床に押し当てるだけで射精できることもあります。意外と多くの人がクセになっている方法なので、これが原因でイクことができなくなった人も多いようです。

床オナがなぜダメなのかは一目瞭然で、あまりにも不自然で強い圧力や摩擦をペニスに与えるからです。やり方を間違えれば陰茎を損傷してしまうこともあるので、避けるべき危険なオナニー方法だと言えます。確かに床オナをすると独特の快感でとても気持ちよくなれるのですが、それだけに弊害も大きいのです。床オナでの快感に慣れすぎると、セックスで膣に挿入したときに全然気持ちよくないので、驚いてしまうこともあるかもしれませんよ。

女性の膣は意外なことに、締め付けや圧迫感はそれほどありません。膣内にある無数のヒダがペニスに触れることで快感を得られるのであって、ギュウギュウ締めてくれるから気持ちよくなれるわけではないのです。そのため、普段から握りしめたり床にこすりつけたりして強すぎる圧迫感に慣れると、膣内で射精できなくなるのも当然だと言えるでしょう。床オナからの効果的な脱却方法は、とにかく自然な刺激に慣らすことができるオナホを使用することです。

 

寸止めオナニー

寸止めオナニーとは、オーガズムに達しそうになったら我慢して、射精しそうな感覚が引いてきたらまたシゴきを再開する、というリズムを繰り返すやり方です。具体的には、イキそうになったらペニスやPC筋(肛門括約筋)に思い切り力を入れて、おしっこを我慢するときのような感じで射精を我慢します。上手くいけば興奮が収まってくるので、またシコシコを再開してオーガズムを近づけて、その後も何度か同じことを繰り返すというのが、寸止めオナニーの方法です。

寸止めを何回も頑張って限界まで精液を溜めた後に、思い切り射精してフィニッシュを迎えるのが好きな人もいるかもしれません。確かに、射精の快感は射出される精液量に比例する傾向があるので、限界まで我慢した後のオーガズムには格別なものがありますよね。しかし、こうした寸止めオナニーは、間違ったオナニーの中でも特に危険なので、今すぐ止めるようにしてください。なぜなら、何度も寸止めを繰り返すことで精液が膀胱内に逆流して、それがクセになって「逆行性射精」という疾患を引き起こすからです。

逆行性射精は、正常にオーガズムを迎えて射精したのに、ペニスから精液が出てこないという状態。大半は膀胱に逆流して尿と混じるので、射精後は尿が白く濁ることが特徴です。膀胱頸部と呼ばれる部分が適切に閉塞しなくなることが原因で、寸止めによる過度な負荷によって引き起こされることがあります。逆行性射精が悪化すると精液が出なくなるので、不妊の原因にもなってしまいますが、逆行性射精の根本的な治療法は基本的にはありません。

さらに、寸止めを繰り返すと精嚢(精液を溜める袋)や精管(精液の通り道)に過大な圧力が掛かり、損傷してしまうこともあるようです。オナニーの快感を高めるどころではない重大な事態の原因になるので、寸止めオナニーは絶対に止めてください。もしどうしても射精までの時間を延ばしたいのであれば、射精しそうになるギリギリの瞬間ではなく、少しイキそうな感じがした段階で刺激を止めましょう。こうすれば、ノーリスクでオナニーの快感を高めることができます。

 

ふにゃちんオナニー

オナニーはフル勃起状態で行うのが常識です。しかし、やり方によっては半端な状態、もしくはフニャちん状態でも射精できる場合があります。床オナはその代表例ですが、寸止めオナニーでもあり得ます。寸止めを何度も繰り返していると、なぜか勃起が衰えてくることがあるでしょう。その状態でも精液自体は射精寸前の状態になっているので、またシゴくと再勃起する前にイキたくなり、そのまま射精してしまうことがあるのです。

こうしたフニャちんオナニーは、通常のフル勃起での射精よりなぜか気持ちいいことがあるので、ついやってみたくなりますよね。しかし、普段からそんなことばかりしていると、逆行性射精になるだけではなく、膣内で満足にオーガズムに達することができなくなる可能性もあります。そもそもフニャちんでは膣に挿入することができないので、不完全な勃起状態で射精する習慣が身についていると、セックスできなくなってしまいます。

 

皮オナ

仮性包茎で亀頭の包皮が余っている人は、ついつい皮オナをしてしまうことがあるかもしれません。やり方は単純で、亀頭に皮をかぶせた状態でシコシコして、そのまま射精してしまいます。皮オナはローションがなくてもガマン汁だけで亀頭をヌルヌルにできるので、とても気持ちいいオナニー方法ですよね。しかし、皮オナを続けていると早漏になるので、本番のSEXで女の子を満足させてあげることが難しくなります。

なぜなら、皮オナをしていると亀頭が常に隠れた状態になり、外部からの刺激に慣らすということができないからです。早漏の主要な原因は亀頭が敏感すぎること、膣内に挿入する感覚に慣れていないことでしたね。皮オナを続けている限り、そうした原因を解消することはできないので、オナニーの方法自体を変える必要があります。つまり、亀頭の皮をしっかり剥いた状態で、マスターベーションをするのです。

もちろん、生のままでゴシゴシやると痛いだけなので、ローションで亀頭をしっかり濡らしてからシゴいていきます。しかし、手コキオナニーでは早漏を効果的に改善するのは難しいので、オナホールを導入するのがおすすめです。締め付けが緩いまったりタイプのオナホを選んで、少しずつ刺激に慣らしていきましょう。最初は30秒足らずでイッてしまうことが多いでしょうが、地道に続ければ必ず記録が伸びていきます。

 

正しいオナニーのやり方

避けるべきオナニーがどんなものなのか分かったところで、いよいよ正しいオナニーについて学ぶときです。これまで悪い習慣が身についていて遅漏や早漏、膣内射精障害などになってしまった人でも、正しい方法に変えれば改善することができます。次の5つの方法が、基本的な正しいオナニーのやり方です。

・リラックスした状態で行う
・しっかり勃起させる
・ペニスを握る力は弱めに
・オナホールを使う
・適度な時間で射精する

分かりやすく言えば、間違った方法と反対のことをやれば良い、ということですね。その他にも細かいポイントに気をつけると、オナニーの改善効果を高めることもできます。特に、オナホを使うのは最高のリハビリ方法なので、ぜひ活用してみてください。正しいオナニーの方法について、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

 

リラックスした状態で行う

意外なことかもしれませんが、マスターベーションはリラックスした状態で行う方が、効果的かつ射精障害などのリスクを減らすことができます。足やPC筋(肛門括約筋)などに力を入れずに身体をリラックスさせることはもちろん、精神的にもゆったりしていることが大切です。そのため、普段からストレスを感じたりイライラしたりすることが多い場合は、まず精神的にリラックスできるような環境づくりが必要になるでしょう。

周りの音がうるさいときはヘッドホンやイヤホンで音楽を聴いてみたり、身体が疲れているときはお風呂に入ったりして、オナニー前に少しリフレッシュしておく方が良いかもしれません。リラックスした状態になっているとオーガズムにも集中しやすくなるので、より快感を高めやすくなるでしょう。気持ちよくなってくると身体に力が入ってくるかもしれませんが、足ピンは膣内射精障害の原因になるのでいけません。

また、身体に力が入っていると筋肉がこわばるので、柔軟に動くことができなくなります。それでもオナニーのときは特に問題ありませんが、実際のセックスで自由に動きづらくなるので、パートナーを気持ちよくすることが難しくなることも。普段から身体に力を入れてオナニーするクセがついていると、SEXのときも同じようにしないとイクことができなくなります。身体の力を上手に抜いて、良いオナニーをしましょう。

 

しっかり勃起させる

オナニーをするときはしっかり勃起させてから、射精するようにしましょう。当たり前のように思われるかもしれませんが、前述したようにやり方次第では、中途半端な状態でも射精できることがあります。ふにゃちんオナニーは意外と気持ちいいのですが、射精障害になる可能性があるので、必ずフル勃起させてからオナニーするようにしましょう。しかし、勃起力が弱まっていると、どうしてもフル勃起にならないこともあるでしょう。そんなときは「コックリング」を使うのがおすすめです。

コックリングとは、ペニスの根本に装着して血流を制限することにより、勃起力を高めることができるグッズ。勃起はペニスに大量の血流が流れ込んで停滞することで起こりますが、十分な血液が流れなかったり血流量がすぐに減ったりすると勃起力が低下します。コックリングを装着することで、しっかり勃起させて快調なオナニーができるようになるでしょう。ただし、コックリングは大きくなり始めてからではなく、最初から装着しておく必要があるので注意してください。サイズはペニスに合うもの、緩すぎずキツすぎないものを選ぶことも大切です。

また、コックリングは長時間装着し続けると危険なので、注意が必要です。20~30分以上リングを付け続けると、ペニスが血行不良になって変色したり、組織にダメージが及んでしまったりすることがあります。最悪の場合はペニスが使い物にならなくなることがあるので、間違ってもコックリングを付けたまま寝ないでください。オナニーで使用する場合も長くても20分以内に外すようにして、射精までの時間をあまり引き延ばし過ぎないようにしましょう。

 

ペニスを握る力は弱めに

オナホを使用せず従来どおり自分の手を使ってオナニーする場合は、ペニスを強く握り込まないように注意が必要です。これまで解説してきたように、手コキの圧力や摩擦が強いと遅漏になってしまいます。特に、指を5本すべて使っている場合や、手のひらでグッと握ってやっている場合は、高確率で刺激が強すぎるので改善が必要です。具体的には、握る指の本数を減らすことで対処します。

実は、マスターベーションで射精するだけなら、使う指は2本だけでも十分なのです。しかし、従来の方法に慣れている人がいきなり2本指でやると、刺激が弱すぎて射精できなくなることがあるので、まずは3本指から始めましょう。親指をペニスの表側に、人差し指と中指を裏側において、最低限感じるくらいの力を意識しながら上下に動かします。人差し指と中指でカリや裏スジをこすると効果的です。

3本指オナニーに慣れてきたら、親指と人差し指だけしか使わないようにしましょう。2本指オナニーなら、よほど思い切り力を入れない限りは、遅漏になるほどの刺激を与えることはできません。2本指で射精できるようになるのは難しいかもしれませんが、言い換えればこれくらいでも満足に射精できるようになれば、SEXでも思い通りにオーガズムに達するようになるということです。

 

オナホールを使う

オナホールを使用すると、最も簡単に正しいオナニーができるようになります。オナホールは女性の膣に挿入するような感覚でオナニーするためのセックストイなので、実際のセックスに近い刺激をペニスに与えることができるのが特徴です。オナホを使うときは、必ずローションを注入してたっぷり濡らしてから、ペニスを挿入するようにしましょう。ローションがなければ摩擦が強すぎるので、痛くてオナニーどころではありません。

オナホには様々なタイプのものがありますが、遅漏治療の場合は締まりの緩い「まったりタイプ」を、早漏治療の場合は少しキツめの「ハードタイプ」を選ぶと良いでしょう。ただし、いきなり過度なものを選ぶと続かなくなってしまうので、最初は控えめのものから始める方が無難です。また、オナホは使い捨てタイプよりも繰り返し使えるタイプ、貫通型よりも非貫通型の方がおすすめ。

使い捨てタイプは長期的に見るとコスパ悪く、非貫通型は中出しをしにくいので不便です。また、遅漏の人がオナホを使用するときは、振動機能がついた電動オナホではなく手動タイプを選ぶこともポイント。電動オナホはとても気持いいのですが、刺激が自然なものではなくなるので、遅漏改善のための用途としては適していません。自分に合うオナホが見つかった後は、ローションをたっぷり塗ってペニスを入れて、オナホを上下に動かしてピストン運動させるだけです。

このとき、遅漏の人は激しく高速に上下させるとオナホリハビリの意味がなくなるので、ゆっくり動かすようにしてください。スローな動きで10分以内に射精できるようになったら成功だと言えます。早漏の人はとにかく挿入時間を少しずつ延ばしていって、ゆっくりしたピストン運動を5分続けられることを目標にすると良いでしょう。寸止めの繰り返しは身体に悪いので、射精の感覚がギリギリのところまで来てしまったら、そのまま出しても構いません。地道にトレーニングを進めていきましょう。

 

適度な時間で射精する

普段のオナニー習慣は、セックスのときにもそのまま影響してきます。例えば、普段から射精するまでの時間が長すぎると本番でも遅漏気味になり、短すぎると早漏気味になることが多いです。そのため、マスターベーションのときも適度な時間で射精するようにして、身体に理想的なリズムを見つけさせておくようにしましょう。ペニスをしごき始めてから10~20分くらいでイクするようにすると、理想的な射精習慣が身につきます。

セックスの挿入時間も同じくらいなので、オナニーの時間もこれくらいにしておけば、本番でも早漏や遅漏になることを防ぎやすくなるでしょう。もちろん、途中でしごきを中断したり弱めたりすることがあっても構いません。特に、早漏男性の場合は時間を延ばすために、シコシコするリズムをこまめに変える必要があります。ただし、遅漏男性が速くイクために思い切りゴシゴシするのはNGなので注意が必要です。

遅漏の人でどうしても速くイクことができないという場合は、短期の禁欲期間を挟むと良いでしょう。生殖能力の維持や精巣のチャージ期間から考えると、マスターベーションの理想的な頻度は3日に1度、もしくは1週間に2回です。精巣内に精子がたくさん溜まるほど、性欲が増して射精までの時間も短くなるので、2~3日ほどオナ禁してからオナニーすると、遅漏の人もイクのが少し早くなりますよ。

早漏の人は亀頭が刺激に慣れていない、もしくは普段から数分程度の時短オナニーばかりしているため、イクまでの時間が短くなることが多いです。そのため、オナホを使ってトレーニングするのが最も効果的な早漏改善法なのですが、挿入時間を延ばすのがなかなか難しいことも。そこで、まずはポルノを見ずにペニスへの刺激だけで記録を伸ばすようにしてください。これで物理的な刺激への耐性が身につくので、ある程度慣れてきたらハードなポルノなどを取り入れて、精神的な耐性も身につけていきましょう。

 

適度なバランスでオナニーを楽しもう!

オナニーのやり方が原因で射精障害や勃起不全になってしまった場合、これまでご紹介してきた方法で改善することが可能です。セックスを充実させるためには、正常な射精習慣を身体に染み込ませることは大切ですが、そればかりやっているとストレスが溜まることもあるでしょう。遅漏や膣内射精障害の人は、もっと激しい刺激でスカッとやりたいのに、こんな弱い刺激では満足できないと思うかもしれません。早漏の人はもっと早く出してスッキリしたいのに、我慢して時間を延ばすのは面倒くさいと思いますよね。

そもそもマスターベーションとは、自分の大切な性器をなぐさめて、溜まった性欲を解消して心身ともにリラックスするために行うもの。そんなオナニーがある種のトレーニングになると、リラックスどころかストレスを感じるのはもっともなことです。イライラすると、かえって性機能に悪影響が出てしまうこともあります。そのため、普段から慣れているオナニーと、性機能改善のためのオナニーを、組み合わせて続けていくようにすることが大切です。

身体の習慣は今までのオナニーに慣れているので、どうしてもそちらの方を求めるものです。まずは、5回に1回くらいの割合で、正しいオナニーを取り入れてみましょう。それくらいならストレスは溜まりにくいでしょうし、新たな刺激になるので身体にも良いかもしれませんよ。そのリズムで問題なければ、4回に1回、3回に1回の割合にして少しずつ増やしていくのです。2回に1回正しいオナニーをやって特に問題なくなってくれば、むしろ今までのオナニーよりも気持ちよく感じるようになるかもしれません。まずは適度なバランスを考えて、少しずつ長期的にリハビリを続けていきましょう。

 

まとめ

今回は、射精障害にならないための正しいオナニー方法や、おすすめセックストイについて解説しました。ひとくちにマスターベーションといっても、実にさまざまなやり方があります。しかし、その多くはペニスに不自然な過度の刺激を与えて、性機能に問題が出る原因になるので注意が必要です。特に、足ピンオナニーや床オナ、寸止めオナニーは悪影響が多いので早く止めることをおすすめします。

こうした間違ったオナニーを続けていると、ペニスが不自然な刺激に慣れて、膣内での自然な刺激では物足りなくなります。そのため、射精が遅くなる遅漏や、膣内でイクことができなくなる膣内射精障害になってしまうのです。また、普段から皮オナや時短オナニーをしている場合も、亀頭が刺激に対して敏感になりすぎたり、素早く射精する習慣が身についたりしてしまうので改善する必要があります。

正しいオナニーとは、膣内での圧力や摩擦に近い刺激で行うオナニーです。これを簡単に実現してくれるのが、オナホールというセックストイ。日々のオナニーに取り入れることで、遅漏や早漏、膣内射精障害などを改善することができます。勃起力に自信がない場合は、コックリングも併用すると持続時間を延ばせますが、装着時間が長くならないように注意が必要です。適切なオナニー習慣を身につけて、素晴らしいペニスを取り戻しましょう。

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28/09/2020 sato 男の問題

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